ヤマルとカルバハルの口論に「電話で話せばいいのに」デ・ヨングが苦言。今季最初のエル・クラシコはレアル・マドリードが制す
カルバハルとヤマルが握手をかわす。ここで問題が起きたか――。写真:ロイター/アフロ
ヴィニシウスの握手拒否など、ピッチ内外で波乱の一戦に。
[スペイン1部 10節] レアル・マドリード 2-1 バルセロナ/2025年10月27日(現地26日)/サンティアゴ・ベルナベウ
スペイン1部リーグ10節、レアル・マドリードがFCバルセロナとの今季最初のエル・クラシコで2-1の勝利を収めた。首位のマドリードは勝点27に伸ばし、2位バルサと5ポイント差をつけた。
キリアン・エムバペは一度オフサイドで得点を取り消されたものの、再びラインぎりぎりで抜け出して先制弾をマーク。しかし試合終盤にはPK失敗……。ジュード・ベリンガムは1得点・1アシストと大活躍。一方、バルサらしい連係からフェルミン・ロペスが一時同点ゴールを決めたものの、あと一歩及ばなかった。
一方、70分過ぎに交代を告げられたヴィニシウスがシャビ・アロンソ監督と握手をせずロッカーに下がる場面も。ベンチのアンドリー・ルニンが90分、さらにピッチ上ではペドリが90+10分に退場処分に。すると試合終了直後、いたるところで選手同士が衝突し、荒れ模様となった。
すると余波がこんなところにも及ぶ。
終了直後、この決戦前にSNSでレアルを煽るような投稿をしていた18歳のラミン・ヤマルに、ピッチ上で33歳のダニ・カルバハルが「今すぐ何か言ってみろよ」と挑発。先輩から後輩への苦言と言えたが、口論がさらに激化した。
『RMC』によると、仲裁に入ったバルサのキャプテンであるフレンキー・デ・ヨングがこの件についてコメント。「ラミンの(スペイン代表での)チームメイトであり、彼の連絡先を知っているはずなのだから、ピッチ上でそんなことをせず電話で話せばいいのに」と冷静に苦言を呈した。忠告するのであれば、場をわきまえるべきだと指摘している。
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ヤマルがマドリーへ様々な挑発をしていたと言われるが、デ・ヨングは「全て間接的なものばかり。膨張されている」と、若きエース候補をかばった。




