【日本代表】ガーナ戦スタメン予想・4バック案、W杯に向けて遠藤航の最終ライン起用を進めたい
日本代表のガーナ代表戦でのスタメン予想・4バック案。(C)SAKANOWA
伊藤洋輝の復帰が待たれる一方、悩みは左SBの人材不足。
[キリンチャレンジ杯]日本代表 ― ガーナ代表/2025年11月14日19:20/豊田スタジアム
北中米ワールドカップ(W杯)まであと半年と迫るなか、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が、キリンチャレンジカップ11月シリーズ(14日:ガーナ代表戦@豊田スタジアム、18日:ボリビア代表戦@国立競技場)に臨む。
今回ガーナ戦でのスタメン予想を、4バックで立ててみたい。
森保一監督は、W杯アジア最終予選から攻撃的ウイングバックを生かす3-4-2-1をメインシステムに採用してきた。一方、第一次政権では4-2-3-1と4-3-3を基本布陣として、3-4-2-1をオプションとしてカタールW杯で奏功した。「どちらか一方ではなく、どちらにも対応できるチーム」という方針を示している。
4-2-3-1は多くの選手が代表チームと所属クラブでプレーしてきたシステムであり、比較的スムーズにフィットしやすい。しかし最終ラインでは、冨安健洋、伊藤洋輝、町田浩樹、高井幸大と負傷者が続出している。特に伊藤の復帰が待望される左サイドバックで代表クラスの人材が不足しているため、4バックに改めて軸を移すトライを難しくしていると考えられる。
アメリカ遠征では瀬古歩夢が左SBとしてテストされたが、代表レベルでの適性は十分に示せなかった。
また湘南ベルマーレで左ストッパーを務めた鈴木淳之介は候補の一人だが、現在所属するFCコペンハーゲンでは主に右SBとして起用される。適正はあるが、スペシャリストとは言えない。
一方、ボランチでは「鎌田大地+佐野海舟」のコンビが10月シリーズで大きな成果を残した。
それだけにリバプールFCで出場機会に恵まれないキャプテン遠藤航を、ボランチのみならず最終ラインで起用するプランも、そろそろ試す価値がある。しかも湘南ベルマーレや浦和レッズ時代には3バックのストッパーを務めている。森保ジャパンの課題である最終ラインからのビルドアップ面で、むしろ模範役にもなり得る。
中盤のポジションは枠が減るため競争が一層激しくなる。ただ、前田大然、堂安律、久保建英、鎌田といった攻撃陣がより持ち味を発揮できるのは、やはり4-2-3-1や4-3-3だ。ウイングバックとして守備の負担を強いられてきたアタッカー陣が、よりゴールに近い位置でプレーして躍動する姿をそろそろ見たい!
3バック案>>【日本代表】ガーナ戦スタメン予想。遠藤航と鎌田大地のボランチコンビをテストか!? 久保建英は…
日本対ガーナ戦は11月14日19時20分から豊田スタジアムで行われる。チケットは完売している。




