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【日本代表】右足二箇所骨折…ガーナ代表フランシス・アブがトヨタ記念病院で「手術成功」。リハビリを開始

日本代表戦でプレーするガーナ代表のフランシス・アブ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ガーナサッカー協会が発表。

[キリンチャレンジ杯]日本代表 2―0 ガーナ代表/2025年11月14日19:20/豊田スタジアム

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が2―0でガーナ代表に勝利を収めたキリンチャレンジカップの一戦、負傷したガーナ代表のMFフランシス・アブ(Francis Abu, トゥールーズFC所属)が豊田市内の病院で手術を受けて成功した。リハビリを開始したという。

 日本対ガーナ戦の56分、フランシス・アブは田中碧のシュートブロックを試みて後方から足を伸ばした。しかしガーナ代表MFの足を田中が蹴り上げる形になってしまう。

 ピッチに倒れたフランシス・アブは、足を動かすこともできず。メディカルスタッフからの治療を受けたあと、担架にあおむけで固定されて運び出された。さらにスタジアム内での応急処置を経て、豊田市内の病院に緊急搬送された。

 ガーナサッカー協会(GFA)は11月16日、公式サイトで「フランシス・アブ、手術は成功」とレポートを公開した。

 フランシス・アブは右足の2箇所を骨折していたそうだ。ブラックスターズ(ガーナ代表の愛称)医療責任者のプリンス・パンボ医師、トゥールーズFCの医師、トヨタ記念病院の外科グループがチームを組んで対応。「手術は無事に終わり、リハビリの初期段階に入った」と報告した。理学療法士が選手に同行している。

 トヨタ記念病院から退院後、ガーナ代表のスタッフがフランスのトゥールーズまで帯同するそうだ。

 ガーナサッカー協会は次のように感謝を伝え、今後のサポートを呼び掛けている。

「この過程で支援をしてくださったすべての方々に感謝を申し上げます。特にブラックスターズのマネージメント陣とテクニカルチームには礼を述べます。選手が完全な回復を遂げるためのリハビリ過程においても、引き続きサポートをお願いします」

 ガーナ協会の公開した写真では、フランシス・アブは大腿部と足首から脛にかけて二か所に包帯を巻いていて、松葉杖をついている。

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 ベルギーのセルクル・ブルージュ時代のチームメイトであり「僕の友人」という日本代表のFW上田綺世が「ピンチに顔を出してくれる、とても勇気のある選手」と評価するフランシス・アブが再びピッチに立つ日まで、日本からも声援を送りたい。