×

久保建英がスペインメディアで決意を示す「ダビド・シルバ、メリーノ、ズビメンディ…彼らが重荷を背負ってきた。僕はもっと大きな重荷を背負うつもりだ」。レアル・ソシエダでの新シーズン、長崎でスタート

長崎の田所莉旺と話すレアル・ソシエダの久保建英(右)。写真:長田洋平/アフロスポーツ

7/25には横浜FCと対戦へ。

[親善試合] レアル・ソシエダ 0-1 長崎/2025年7月21日19:00/PEACE STADIUM Connected by SoftBank

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)が7月21日、スペイン1部レアル・ソシエダのジャパンツアー「REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2025 PRESENTED by Japanet」のV・ファーレン長崎との一戦で後半開始から27分間プレーし、新シーズンへのスタートを切った。

 久保が試合後、スペインメディアに語ったコメントが『マルカ』に紹介された。

 そのなかで24歳になったレフティは、「スビエタ(ソシエダ)の良いところは、重要な選手が台頭してきていること。新たなスビメンディ、新たなオヤルサバル、新たなバレネ……が必要とされています」と若手の台頭を期待。一方、百戦錬磨だったダビド・シルバの1年前の退団などを経て「経験豊富な選手、異なる視点を与えてくれる選手も必要です」とチーム全体を引き上げる戦力の重要性にも言及している。

 そうしたなか久保はソシエダへの想いを強調。「エージェントは変更しました」と明言しているが、現段階ではレアル・ソシエダで戦うことに集中していると語っている。

 また移籍について問われた久保は次のように答えている。

「クラブからクラブに移籍する時、より大きなドアを通らなければいけないと常々言ってきました。ここに来たのは、ダビド・シルバ、メリーノ、ズビメンディ、ブライス、去ったイサク……彼らに囲まれていたから。彼らが重荷を背負ってきてくれました。そして僕はもっと大きな重荷を背負うつもりでいます」

 そして久保は「このクラブはラ・リーガ優勝を目指しています。そのためには、より多くのサポートが必要です」と、中盤の要だったマルティン・スビメンディがアーセナルFCに移籍したなか、優勝するためには選手層の上積みを願っている。

関連記事>>久保建英が都並氏へ「まだ先の話ですが」と質問。「片隅」に監督業も、「やるならば代理人かな」。ラジオパーソナリティ初挑戦

 レアル・ソシエダは7月25日、横浜FCとニッパツ三ツ沢球技バで対戦する。