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【通信簿・採点】日本代表のボリビア戦5段階評価。鎌田大地ら3人に最高点「5」! 唯一の最低点「1」は…

【最優秀選手/MAN OF THE MATCH】鎌田大地(日本代表)

久保、早川、瀬古、さらに交代出場組も結果を残し好評価。

[キリンチャレンジ杯]日本代表 3―0 ボリビア代表/2025年11月18日19:15/国立競技場

 北中米ワールドカップ(W杯)まであと6か月と迫ったキリンチャレンジカップ11月シリーズの第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が鎌田大地、町野修斗、中村敬斗のゴールで、ボリビア代表に3-0の勝利を収めた。

 ボリビア戦での選手の通信簿・採点は次の通り。
 
◎日本代表 ボリビア戦 通信簿
ポジション 背番号 選手名 評価(採点) 寸評
※通信簿にちなみ5段階評価。
「5」が最高、「1」が最低 対象は原則プレー時間20分以上

 

[先発メンバー]

GK 1 早川友基 4
ゴール前の混戦での冷静さが光る。ポジショニングもよく2試合連続の無失点。


DF 3 谷口彰悟 5
あまり攻め込まれなかったとはいえ、試合の流れを見てのライン操舵は見事。オーケストラの指揮者のように2試合連続で、守備陣を統率した。


DF 4 板倉滉 3
リベロ起用が多かったなか、右ストッパーとしてフル出場。この日の守備範囲はかなり広くなったが(そのあたりはチームとしての課題に)、柔軟に対応した。


DF 22 瀬古歩夢 4
前を向いた時の守備の強度は際立つ。ビルドアップが課題だったなか、3点目の起点となる上田綺世へのパスを放てたのは収穫だ。

MF 6 遠藤航 3
9月のメキシコ戦以来の出場。バックパスがプレーの最初の選択肢であるシーンが目立ったが、谷口とCBコンビ的にもなり鉄壁を築いた。


MF 15 鎌田大地 5(▼77分)【最優秀選手/MAN OF THE MATCH】
一人突き抜けていた。圧巻のゴールに加え、攻撃を牽引。ボランチでも、シャドーでも、ハイレベルのパフォーマンスを見せたのは日本にとって大きなプラスだ。


MF 2 菅原由勢 3(▼HT)
久保がプレーしやすいようにスペースを作り出し、本来4バックの右サイドバックとあって、しっかり引いて対応する場面も。守備のタスクをこなして前半で交代に。


MF 11 前田大然 2(▼82分)
不慣れな左ウイングバックで今回もプレー。プレスバックでの貢献が光ったが、クロスがニア一辺倒で脅威を与えられず。来年はその韋駄天ぶりを爆発させるCF起用が見たい。


MF 8 南野拓実 3(▼67分)
高い位置で起点にはなった。左WBに前田が起用された影響もあったが、この日は持ち味の狭いスペースを突いていくプレーが限られた。

MF 20 久保建英 4(▼67分)
利き足とは逆の右足から先制点をアシスト。ウイングバックの役割も時に担い結果を残した。


FW 19 小川航基 1(▼67分)
最初の決定機逸が痛かった。よく動き回っていたが、いい位置でボールを受けられず。後半途中からは競り負けて起点となれず、上田との差を痛感させられる内容に。世界のどんな強豪からも得点を決められる“一発”を持つストライカーなだけに、W杯に向けて起用法がポイントに。

[交代メンバー]

MF 10 堂安律 3(△HT)
より“攻める”スイッチを入れて、終盤の猛攻につなげた。

MF 9 町野修斗 4(△67分)
シャドー起用に応えての1ゴール。上田と2トップ気味にもなり得て、攻撃の選択肢が増えたのは大きい。

FW 18 上田綺世 4(△67分)
投入直後のプレーで、いきなり前線に迫力をもたらし、スタジアムの空気を“期待”に変えた。中村弾のアシストのみならず、見事なポストプレーなど力強く、そして心強かった。

MF 13 中村敬斗 5(△67分)
シャドーでの投入から1得点・1アシスト。停滞感を打ち破り、狭いエリアでも一瞬の動きでスペースを攻略してみせた。

MF 7 藤田譲瑠チマ ―(△77分)
試合を後方で支えながら、パスからの打開を狙った。遠藤からポジションを奪うぐらいの気概を見せたかった。

FW 11 後藤啓介 ―(△82分)
最後のカードで投入されたが、2試合連続でシュートゼロに終わった。

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◎今後のスケジュール
北中米W杯の抽選会は日本時間12月6日2時(現地5日)から、アメリカ・ワシントンD.C.のジョン・F・ケネディ・センターで行われる。