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鹿島や磐田でプレーした宮崎智彦が現役引退「自慢の特製オムライス(コーンスープ付き)をおひとりずつに作って差し上げたい」

宮崎智彦 (C)福島ユナイテッドFC

プロキャリア17年、福島ユナイテッドでラスト2試合「プロとして1分でも1秒でもピッチに立てるように最後まで全力を尽くします」。

 J3リーグの福島ユナイテッドは11月20日、鹿島アントラーズやジュビロ磐田でもプレーしてきたMF宮崎智彦(Tomohiko MIYAZAKI)が2025シーズン限りで現役引退すると発表した。

 明日39歳になる宮崎のこれまでのキャリアは、田無SC ― 横河FC Jrユース ― FC東京U-18 ― 流通経済大 ― 鹿島 ― 横浜FC ― 磐田 ― ファジアーノ岡山 ― 福島。プロキャリア17年にピリオドを打つ。

 宮崎はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「今シーズンをもって、現役を退くことを決断いたしました。

 兄の影響で5歳から始めた大好きなサッカーを通じて、出会った仲間たちと共にボールを追いかけた日々はかけがえのないものでした。

 富士見幼稚園から始まり、田無SC、横河武蔵野FC、FC東京U-18、流通経済大学では多くの選手たちと切磋琢磨して、プ口サッカー選手を目指し、鹿島アントラーズ、横浜FC、ジュビロ磐田、ファジアーノ岡山、福島ユナイテッドFCの5つのクラブでプレーすることができました。それぞれの場所でたくさんの出会いや学びがありました。

 多くの方々に支えられ、夢だった『プロサッカー選手』としての人生を歩むことができました。私のキャリアは輝かしい成績を残せたわけではなく、平凡だったかもしれません。時には期待に応えられない時もあったかもしれません。それでも私のユニフォームを着て応援してくれたこと、横断幕やゲーフラでメッセージを届けてくれたこと、その想いは私にとっては自慢であり、支えであり、誇りです。

 これまで応援いただいたみなさまには、感謝の気持ちがたっぷり込もった自慢の特製オムライス(コーンスープ付き)をおひとりずつに作って差し上げたいくらい、とても感謝しています。

 幼少期から関わった数多くの監督、コーチングスタッフ、トレーナー、メディカルスタッフ、チームメート、両親、兄弟、妻、2人の娘、友人にも感謝の気持ちでいっぱいです。最高のサッカー人生でした。本当にありがとうございます。

 まだリーグ戦は残り2試合あるので、プロとして1分でも1秒でもピッチに立てるように最後まで全力を尽くしますので、引き続き叱咤激励をよろしくお願いいたします」

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 福島は現在リーグ11位。23日はアウェーでアスルクラロ沼津、29日最終節はホームでテゲバジャーロ宮崎と対戦する。