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【川崎】少し意外!?元FC東京FW戸田光洋氏がトップチームのコーチに就任

川崎の鬼木達監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

寺田周平氏とともに、4年目の鬼木体制を支える。

 川崎フロンターレは12月25日、 今季ファジアーノ岡山のトップチームコーチを務めていた戸田光洋( Mitsuhiro TODA )氏、そして川崎U-18コーチだった寺田周平( Shuhei TERADA )氏の来季トップチームのコーチ就任を発表した。また2020年に4シーズン目となる鬼木達監督の続投も正式に決定した。

 戸田氏は1977年9月10日生まれ、宮崎県都城市出身。現役時代のキャリアは、都城サッカースクール[長飯小] ─ 妻ヶ丘中 ─都城泉ヶ丘高 ─ 筑波大 ─ FC東京 ─ 清水エスパルス 。指導者歴は、立正大サッカー部コーチ、ファジアーノ岡山コーチ(2015年から)。日本サッカー協会公認 S級ライセンス取得。

 戸田氏は「川崎フロンターレに加入させていただくことになり大変光栄に思います。FOOTBALL TOGETHER 〜クラブの信念を大切に、全力を尽くします。どうぞよろしくお願いします」とコメントしている。

 また、寺田氏は1975年6月23日生まれ、神奈川県横須賀市出身。現役時代のキャリアは、日産FCプライマリー[陽光小] ─ 日産FCジュニアユース[不入斗中] ─ 横須賀高─ 東海大 ─ 川崎。 これまでの指導者歴は、川崎コーチ ― 川崎エリートクラスチーフコーチ兼U-15アシスタントコーチ ― 川崎U-15監督 ― 川崎U-18コーチ。日本サッカー協会公認A級ライセンス取得。

 寺田コーチは「この度川崎フロンターレコーチに就任いたしました、寺田周平です。選手の成長、チームの成長のために全力を注ぐ所存です。よろしくお願いいたします」と語っている。

 寺田氏は1999年から2010年まで、黎明期を経て強豪へと進化を遂げるチームの最終ラインを支えてきた元DF。中村憲剛とともにクラブの歴史を築いてきた一人だ。

 一方、戸田氏は”多摩川クラシコ”でFC東京の最前線を駆け巡ってきた韋駄天アタッカーである。これまで川崎とほとんどつながりがなく(むしろライバル)、接点は鬼木監督とS級ライセンス取得が2013年の同期であるぐらい。明るい性格で人望も厚く、その一方、理論派でもあり、そんな人材の外部からの登用とあって興味深い。

 その二人が鬼木体制4年目をサポートして、リーグタイトル奪還を目指す。

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[文:サカノワ編集グループ]

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