【日本代表】2031年または35年「日韓共催」アジアカップ招致へ、ビッグプラン浮上
2011年のカタール・アジアカップで優勝した日本代表。日本はそれ以来、優勝から遠ざかっている。写真:アフロスポーツ
韓国メディアが報じる。2002年日韓W杯以来の国際大会誘致なるか。
2031年または遅ければ2035年に開催されるアジアカップを、日本と韓国の共催で招致する構想が浮上しているという。韓国の主要紙『京郷新聞』が11月27日、独自情報として報じた。
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が出場しアジア王者の座を懸けて戦う大会で、日韓が手を組む可能性が出ている。同紙によると、大韓サッカー協会(KFA)が日本サッカー協会(JFA)に共催を打診。KFAの関係者は「日本側の反応はまず肯定的なものだった」「日本が共同開催の意思を明確にしてくれれば、両国政府の支援を受けて共催するための誘致申請を進めたい」と語ったという。
アジアサッカー連盟(AFC)は、2031年大会と2035年大会の開催地を同時に選定する方針を示している。 近年のアジアカップ、さらにワールドカップ(2022年カタール大会、2034年サウジアラビア大会)の国際大会は中東開催が続いている。それだけに東アジアでの開催を望む声も高まっている。
AFCは2026年半ばまでに、大会方式や政府の支援策などを盛り込んだ誘致申請書を受け付け、2027年に開催地を決定する見通しである。
アジアカップは、2023年がカタール、2027年がサウジアラビアでの開催となっている。『京郷新聞』によると、2031年大会にはオーストラリア、インド、インドネシア、クウェート、UAE、さらにはキルギス・タジキスタン・ウズベキスタンの共同招致案など「関心」が示されているという。
FIFAの意向も踏まえ、近年はサッカー人気の底上げが必要な地域が優先される傾向が強まっている。国際基準のスタジアム、さらにはインフラ整備などが進むためだ。
そのためKFAは「2035年大会まで見据えた戦略を打ち出すほうが有利」と考えているという。 同紙はまた、「大韓協会は日本協会からの肯定的な反応を確認したあと、文化体育観光部に協力を要請した。関係者は『近いうちに両国政府間協議を進める予定』と話した」と報じている。
共催が実現した場合は、2002年日韓W杯で使用されたスタジアムの改修を中心に進めることで、コスト削減につながるとも見ている。
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これまで一部報道では、JFAは2042年か46年、さらには50年に向けて、アジア各国と共催でのW杯誘致を実現したい意向を示しているとも伝えられてきた。




