『0日婚』ヒカルの呆気ない離婚に、医師の高須氏「結婚生活を続けるのは本当に大変なこと」。自身の23年間の婚姻生活を踏まえて力説
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自身のユーチューブチャンネルで持論を展開。
人気ユーチューバーのヒカルさんが進撃のノアさんとの「0日婚」を発表したもののわずか6か月で離婚を公表した。その発表を受けて、同じく人気ユーチューバーであり医師の高須幹弥氏が12月19日、自身の公式チャンネルで「【0日婚】ヒカルが離婚した件について【オープンマリッジ】」と題した動画を公開し、結婚という制度の“現実”について持論を展開した。
この二人について高須氏は冒頭、「正直、近いうちに離婚するのではと思っていた」と率直な見方を示す。交際期間「0日」での結婚は大きな話題を集めた一方、生活習慣や価値観をすり合わせる時間が不足していた点に危うさを感じていたという。
自身は23年間の結婚生活を経験しており、「結婚生活を続けるのは本当に大変なこと」と力説し、日本では近年3組に1組が離婚している現状にも触れた。結婚はゴールではなく、30年、40年、50年と続く長い道のりだという認識を示している。
さらに、恋愛の「楽しい期間」にも言及。脳内ホルモンの影響による高揚感は、長くても2年から3年程度で落ち着き、その先には日常が待っていると説明する。その段階から先、どのように二人で積み重ねていくかが重要であり、「覚悟」と「忍耐」が不可欠になると指摘。楽しさだけを求めていると、現実との落差に直面すると語った。
また、高須氏は結婚には向き不向きがあるとも言う。自由な恋愛志向が強い人や夜遊びを好むタイプは、法律的な拘束を伴う婚姻制度と折り合いがつきにくい場合があると見る。一方、家庭志向が強く、子どもが好きな人は結婚生活に適応しやすい傾向があると一般論を示した。
動画の終盤では、「結婚には相当な覚悟が必要で、その現実を伝えると結婚する人が減ってしまうかもしれない」と前置きしつつも、交際期間や同棲、旅行などを通じて、困難な状況を共有できるかを事前に確かめる重要性に言及した。
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注目を集めた「離婚」を入り口に、ユーモアを交えつつも、結婚という制度の重みと現実をあらためて考えさせる内容になっている。




