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【移籍】横浜F・マリノスのチーム得点王がガンバ大阪へ完全移籍

横浜FMの植中朝日。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「タイトルを獲るために、多くのゴールを決めチームの勝利に貢献したい」

 J1リーグの横浜F・マリノスは12月20日、FW植中朝日(Asahi UENAKA)がガンバ大阪へ完全移籍すると発表した。

 植中は2001年11月1日生まれ、福岡県出身の24歳。179センチ・75キロのフォワードで、JFAアカデミー福島を経てV・ファーレン長崎でプロキャリアをスタートさせ、2023シーズンから横浜FMに加入した。

 横浜FMではスピード感溢れるアタックとゴール前での嗅覚を武器に前線の複数ポジションで活躍。2025シーズンのJ1リーグでは、チーム最多となる8ゴールを記録した。

 植中は横浜FMを通じて、次のように感謝の思いを伝えている。

「このたび、ガンバ大阪へ移籍する決断をしました。横浜F・マリノスに加入して最初のトレーニングに参加した日から、『J1のトップレベルとはこういうものなのだ』と、肌で感じる毎日でした。

 J1の舞台での優勝を目指した闘い、スタジアムに響いた自分のチャント、そしてACL決勝という特別な舞台で味わった独特の緊張感。その一つひとつが、サッカー選手としてだけでなく、人としての自分を大きく成長させてくれました。

 苦しい時も共に闘ってくれたファン・サポーターの皆さん、監督やコーチ、スタッフ、クラブに関わるすべての皆さんに心から感謝しています。ここで得た経験と誇りを胸に、新たな挑戦の場でも全力で闘い続けます。3年間、本当にありがとうございました」

 一方、植中はG大阪のサポーターに向けて、次のように意気込みを語っている。

「この度、ガンバ大阪へ加入させていただくことになりました、植中朝日です。ガンバ大阪の一員になれて嬉しく思います。青黒のユニフォームを着て、タイトルを獲るために、多くのゴールを決めチームの勝利に貢献したいと思っています。ガンバ大阪に関わるすべての方々と共に戦えることを楽しみにしています。熱い応援、よろしくお願いします!!」

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 横浜FMでの経験を生かして、植中がG大阪のタイトル獲得のため、すべてを懸けて戦う。