「この慣れ親しんだ環境を離れることが必要だった」浦和レッズ矢島慎也のガンバ大阪への完全移籍が決定
浦和・矢島のガンバ大阪への完全移籍が正式発表された。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
下部組織から通算10年…。ACLの川崎戦では貴重なアシスト。
ガンバ大阪は12月21日、浦和レッズのMF矢島慎也の完全移籍での獲得を発表した。1994年1月18日生まれ、23歳。171センチ・67キロ。
浦和ジュニアユースから育ち、トップチームではまず2012年から14年までプレー。その後、ファジアーノ岡山で2年間主力を務め、昨年のリオデジャネイロ五輪に日本代表として出場した。
今季3年ぶりに浦和へ復帰し、J1リーグ戦11試合・1得点。ACLでは4試合に出場し、川崎との準々決勝第2戦では興梠慎三の貴重なゴールをアシストしている。
J1通算23試合・2得点、、J2通算72試合・13得点。矢島は浦和に次のようにコメントを寄せている。
「下部組織からプレーさせていただき、自分のことを応援してくださった皆さま、ありがとうございました。特に、ジュニアユース、ユースの頃に指導してくださった方々には本当に感謝しています。
このチームで活躍し多くの勝利に貢献することが大事だと考えていましたが、今の自分にはこの慣れ親しんだ環境を離れることが必要だと感じました。今後、サッカー選手として成長できるよう努力を続けます。10年間ありがとうございました」
文・サカノワ編集グループ
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