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【鹿島】ユースの高校2年 FW吉田湊海、DF元砂晏翔仁ウデンバとプロ契約締結。いずれもU-17日本代表としてU-17W杯で活躍

鹿島アントラーズ 写真:松村唯愛/(C)Yua MATSUMURA

引き続き2種登録選手としてトップチームでも活動。

 J1リーグの鹿島アントラーズは12月22日、鹿島アントラーズユースに所属する高校2年生のFW吉田湊海( Minato YOSHIDA)、DF元砂晏翔仁ウデンバ(Anthony Udemba MOTOSUNA )(ともに鹿島学園高校)とプロ契約を締結したと発表した。二人は今後も引き続き、2種登録選手としてJリーグでの公式戦出場が可能になる。

 吉田湊海は2008年7月15日生まれ、神奈川県出身。172センチ・72キロのフォワードで、JFC FUTURO、FC多摩ジュニアユースを経て鹿島アントラーズユースに加入。U-15、U-16、U-17日本代表に選ばれ、高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2025 EASTでは2年連続で二桁得点を記録している。

 吉田はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「プロサッカー選手になることが夢だったので、プロ契約できたことを素直に嬉しく思います。アントラーズは今年Jリーグで優勝し、周りからは王者という目で見られるので、しっかり自覚と責任を持ち、アントラーズの一員として自分が点を取ってチームを勝たせたいです」

 一方、元砂晏翔仁ウデンバは2009年3月10日生まれ、兵庫県出身。192センチ・82キロのディフェンダーで、エストレラ津田サッカークラブ、FCフレスカ神戸を経て鹿島アントラーズユースに所属。同じくU-15、U-16、U-17日本代表歴を持つ。

 長いリーチとスピードを生かした広範囲のカバーリングに加え、最終ラインからリズムを作るビルドアップ能力に優れるセンターバックだ。ボランチもこなせるユーティリティー性を併せ持つ。

 元砂は次のように意気込みを語っている。

「アントラーズのアカデミーに入る前からプロになりたいと思っていたので、こういう早いタイミングでプロ契約ができて、とてもうれしいです。自分はチームを勝たせる選手、見ている人をわくわくさせられるような選手になりたいので、これからまた厳しい競争があると思いますが、しっかり試合に絡めるようがんばっていきます」

 いずれもU-17日本代表として、先日まで開催されたU-17ワールドカップ(U-17W杯)に出場している。2026年はさらにトップチームでの活動も増えそうだ。

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 将来を嘱望される二人がプロ契約を勝ち取り、新たな一歩を踏み出す。