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【日本代表】「1年分話しましたね」前園真聖さんの熱いアジアカップ総括に東野幸治さん驚く

カタール・アジア杯準々決勝、イラン代表に敗れて虚空を見上げる日本代表の三笘薫。(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)

『ワイドナショー』で「流れや状況に関係なく、監督の中で交代が決まっていたのでは」と指摘。

 カタール・アジアカップでのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)のベスト8敗退を受けて、元日本代表の前園真聖さんが2月11日、コメンテーターとして出演する『ワイドナショー』で、森保一監督の采配などを批判して話題を集めた。

 同大会はカタール代表がヨルダン代表との決勝をPKによる3ゴールで、3-1と下して連覇を達成。準々決勝でイラン代表に敗れた日本は、3大会ぶりの優勝を逃した。

 前園氏はイラン戦について、「サッカーはだいたい流れがある。ずっと押し込まれていても日本のペースになることもある。後半の45分間ほとんどイランのペースで進みました。それぐらい押し込まれ、負けるべくして負けた感じでした」と振り返った。

 1点リードした前半は「前へ前へ向かっていきました。前半は日本のペースでした」と見ていた。そして「後半はイランが日本の嫌がるサッカーをやってきました。パワープレーでしたが、後半ほぼ押し込まれていて、あのような形(アディショナルタイムのPK献上)になりました」と分析した。

 そして森保監督がラウンド16のバーレーン戦とほぼ同じ時間帯(バーレーン戦67分、イラン戦68分)に、三笘薫と南野拓実をトップ下と左サイドに送り出すという同じ交代カードを切ったことに疑問を呈した。

「流れとか状況に関係なく、監督のなかで『この二人を交代すれば攻撃が変わっていくかな』というのがあったのかなと。しかし、この試合では、そこではなかったのではないかと思います」

 そのようにどこに問題があるかという戦況に関係なく攻撃陣を交代させたが、「(板倉滉は)前半の早い時間にイエローカードをもらっていました。厳しくタイトに行ってファウルになれば退場になってしまう。そう考えると交代すべきだったのではないでしょうか」と、板倉ら守備陣の変更こそ優先すべきだったと考察していた。

 また守田英正や冨安健洋の指摘に、前園氏も頷く。マイアミの奇跡を演じた元日の丸のエースは「明確な提示がほしかった。もちろんプレーするのは選手たちなのですが、ここは守る、落ち着くなどの声もほしかった」「熱量が感じられない。それは僕も感じました。球際や強度がイランのほうが上回っていました。それでは勝てないと感じました。日本は上手いですが、球際で上回れないと勝てません」と指摘していた。

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 最後は司会の東野幸治さんから「熱量がある」「1年分話しましたね」と驚かれていた。

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