「国税は絶対にナメるな」ホリエモン一刀両断、37歳の人気女性インフルエンサーが1.5億円を脱税し在宅起訴
堀江貴文さん。(C)SAKANOWA
ユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で見解を語る。
SNSで高い人気を誇る女性インフルエンサーの会社代表が多額の脱税により在宅起訴された事件を巡り、実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が12月26日、自身のユーチューブ『ホリエモンチャンネル』で厳しい言葉を投げかけた。
一部報道によると、広告会社「Solarie」と同社代表の黒木麗香被告が、法人税など約1億5700万円を脱税したとして法人税法違反などの罪で在宅起訴された。さらに、法人税法違反ほう助などの罪で、同社役員2人も在宅起訴されているという。
黒木被告は「宮崎麗果」の名で活動するインフルエンサーで、インスタグラムのフォロワーは約50万人。化粧品などのPR投稿で広告収入を得ていたが、架空の業務委託費を計上していた疑いが持たれている。
堀江氏は動画内で、「名前は聞いたことがあるが、個人的な付き合いはない」と前置きしたうえで、インフルエンサーやキャバクラ嬢、ホストなどを対象に、国税当局がAIを活用した調査を強化している現状に言及。「派手な生活をSNSで見せている人は、真っ先にチェックされる。税金だけは本当に耳を揃えて払ったほうがいい」と警告した。
自身についても「脱税やインサイダー取引は一切やっていない」と強調し、税務調査を受けた過去の経験を具体的に説明。プライベートジェットの減価償却を巡り、国税と細かいやり取りを重ねて最終的に修正申告で決着したエピソードを明かし、「合法でも説明できなければ徹底的に調べられる。税制は毎年変わるから、税理士と常に相談すべき」と語った。
今回の事件については、「架空請求書を作って知り合いの会社に振り込むなんて、今の時代は絶対にバレる。AIを使うまでもなく見抜かれる」と断言。脱税額が約1.5億円の場合、重加算税などを含めれば支払額は3億円を超える可能性があるとし、「今すぐ修正申告して納税しないと、実刑のリスクが高まる」と厳しく指摘した。
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堀江氏は最後に、「国税局は国の役所で一番AIを使っている。国税だけは絶対に戦っちゃいけない」「国税は怖い。本当にやつらはすごいぞ」と改めて強調。派手な成功の裏の脱税行為に対し、強烈な警鐘を鳴らした。




