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松本人志さん問題、ホリエモン「週刊文春のリンチという形で、社会的生命を奪ってしまっている」

堀江貴文氏。 (Photo by Koichi Kamoshida/Getty Images)

暴露系、迷惑系、私人逮捕系ユーチューバーは警察などにより「静粛された。今後そうした人たちは出てこなくなる」と展望。そのうえで…。

 お笑いタレントであるダウンタウンの松本人志さんに関する文春オンラインと週刊文春による複数女性への性加害疑惑のスキャンダルを受けて、実業家の堀江貴文氏が1月20日、自身のユーチューブチャンネル「ホリエモンチャンネル」で、「【第2弾】松本人志さんの件についてお話しします」と題した動画をアップした。これまでの報道を受けて、“暴露系”はむしろ現在、週刊文春のみしか生き残っておらず、あとはほぼ「根絶やしにされた」など時代の流れを読み解いた。

「ことの真意は別として」と堀江氏は前提に立ち、8年前という被害者が刑事事件化するには難しく、松本さん側も民事裁判で損害賠償を得るのも厳しいと思われる事案を、「(週刊文春は)あえて出してきている」と指摘。「週刊文春のリンチという形で、社会的生命を奪ってしまっている」と、”週刊誌”が存続していくためには、そういう領域に踏み込むしかなくなってきていると見ている。

 また最近ではユーチューブの世界で、暴露系、迷惑系、私人逮捕系が現れたものの、警察などにより「静粛されてきている。今後そうした人たちは出てこなくなる」とも展望する。そのあたりについて、堀江氏は公権力がその特権を行使しすぎているのではないかとも危惧していた。

 ただ、そうした流れからも、“暴露系”は今や、週刊文春の他がほぼ「根絶やしにされてしまった」とも見ている。

 とはいえホリエモンは「刑事事件化もできないようなことを記事にして、社会的生命を抹殺してしまう」という、目を付けられれば“アウト”になる状況に、著名人という立場にあるため自身も少なからず不安を抱く。

 また、「文藝春秋社内では週刊文春について『売れているけれども下品』と嫌われている」と堀江氏は言う。そのため、文春社員の“裏”をとるなど、「彼らのスキャンダルを上げれば因果応報になる」と、“週刊文春対策”を講じていた。

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 松本さんは1月8、9の両日にエックス(@matsu_bouzu)で、自身が以前レギュラーとして出演していたワイドナショーに出演すると表明。しかし番組を放送するフジテレビが、それを容認しなかった。その後、松本さんからの発信も途絶えている。