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さあ、W杯イヤーへ! 伊東純也が強烈なインパクトを残す復帰ゴール

伊東純也 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

左サイドからカットイン、最後は右足でGKのニアを貫く

[ベルギー1部 20節]ゲンク 3-5 クラブ・ブルージュ/2025年12月26日/セゲカ・アレーナ

 KRCゲンクのサッカー日本代表MF伊東純也(Junya ITO)が12月26日のベルギー1部リーグ第20節、クラブ・ブルージュ戦で強烈なインパクトを残す復帰ゴールを決めた。試合はゲンクが3-5で敗れたものの、ワールドカップイヤーに向けて光明をもたらす一撃となった。

 試合は序盤から点の取り合いに。13分、22分、43分とクラブ・ブルージュにゴールを許し、ゲンクは前半を1-3で折り返す苦しい展開となった。それでも後半51分に同点に迫るゴールを奪い、反撃ムードを高めた。

 伊東は72分にピッチに立つ。そして迎えた76分だった。 左サイドでボールを受けた伊東がカットインから仕掛け、さらに縦に抜けて一気に右足でGKのニアを貫くフィニッシュを突き刺した。敵陣のスペースとギャップを攻略し、DF陣を翻弄する伊東らしさの凝縮されたゴールだった。

 この一撃でスタジアムのボルテージは最高潮に達したが、その後、80分と後半アディショナルタイムに失点を喫し、ゲンクはシュート数22本と攻勢をかけたものの、試合巧者のクラブ・ブルージュに競り負けた。

 ケガから復帰した伊東はスピードと勝負強さを見せつけ、完全復活を印象付けるパフォーマンスを披露した。

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