【日本代表】冨安健洋「本当に疲れ果てた」アヤックスで先発復帰、W杯への想いを問われると…

冨安健洋 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

3月シリーズでの代表復帰なるか――

[オランダ1部 27節]アヤックス 4–0 スパルタ/2026年3月15日(現地14日)/ヨハン・クライフ・アレナ

 オランダ1部(エールディビジ)第27節、アヤックス・アムステルダムがスパルタ・ロッテルダムに4-0の快勝を収めた。日本代表DF冨安健洋(Takehiro TOMIYASU)は左サイドバックで先発し、70分までプレー。試合後には「本当に疲れ果てた」と心地よい笑顔を浮かべたという。

 リハビリ中だった2025年夏、アーセナルFCと双方合意のうえ契約を解除。フリートランスファーで昨年末にアヤックスに加入して以降、途中出場はあったものの先発の機会は得られずにいた。しかしこのほど就任したオスカル・ガルシア監督の初陣、さっそくスタメンに抜擢された。約1年9か月ぶりの先発で、左SBとしてピッチに立ち、69分までプレーした。

 オランダメディアによると、冨安は試合後にまず勝利を喜んだ。

「4-0で勝てたので、とても良い試合でした。結果には満足しています。ただ、来週は本当に重要な試合が待っています」

 冨安はそう語り、次節の“デ・クラシケル”(フェイエノールト・ロッテルダム戦)を見据えた。

 また、新指揮官オスカル・ガルシア監督の下で求められている変化についても言及した。

「彼はアグレッシブにプレーすることを求めています。僕たちにはそれが必要だと思います。アヤックスが目指すサッカーに向けて、チームのメンタリティを変えてくれました」

「ただ、これまでにもっと良くできたはずです。監督ではなく、選手の責任でもあります」

 この日の冨安にとっては体力的にもタフな一戦だった。長期離脱から復帰後、ここまで長いプレー時間はなかった。そのなかでサイドを駆け上がり、ゴールももたらした。

「僕は本当に疲れた果てました。自分にとってはかなりタフな試合でした。でも、これからもっと良くなっていくと確信しています」

「これは僕にとって大事な試合でした。もちろんこれまでも少しずつ試合に出ていましたが、先発する準備はできていました。もっと成長したいし、このチームの力になりたい」

 長い負傷離脱を乗り越え、ようやくスタメンのピッチに戻ってきた。冨安には日本代表として、FIFA北中米ワールドカップ(北中米W杯)出場への期待も高まるが、その可能性について問われると次のように語った。

「もちろんチームの一員になりたい気持ちはあります。でも、まだそれを話すのは早いと思います」

「ワールドカップのことは今は考えていません。まずはアヤックスのことだけを考えています。ここで全力を尽くし、チームにとって重要な存在になりたいです」

 また、来季以降もアヤックスに残るかと問われると、「今はそれを話すタイミングではないと思います」と、明言を避けた。

 今週木曜日には3月シリーズに臨むサッカー日本代表のメンバーが発表される。森保一監督が寄せる信頼は厚く、このままコンディションを高められれば、冨安の代表復帰は確実と見られる。

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