「PK戦だと5人目」“ジョホールバルの歓喜”名波氏が明かす舞台裏。『非国民』阻止へ…狙ったVゴール

名波浩監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

29日にテレビ東京で放送「一流が目撃!本人と見直したら新発見!」番外編をSNSで公開

 テレビ東京が4月27日、29日に放送する「一流が目撃!本人と見直したら新発見!」のオフショット番外編を公式エックス(@tx_ichiryu)で公開し、話題を集めている。

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が初のワールドカップ出場を決めた1997年11月16日に行われたイラン代表とのアジア最終予選プレーオフ、岡野雅行のVゴールにより3-2で制した「ジョホールバルの歓喜」を取り上げている。

 今回、公開された動画では、城彰二氏、名波浩氏、岡野氏、北澤豪氏の4氏が語り合っている。あのイランとの死闘――。司令塔だった名波氏は延長戦後半に入り、「PK戦になったらまずい」と考えていたと明かす。

 キッカー5人が一体誰になるのか? 名波氏は岡田武史監督の人選を予想していたという。

「(キャプテンの)井原さんは絶対に蹴るじゃないですか。ヒデ(中田英寿)は絶対に蹴る。呂比須も絶対に蹴る。彰二も途中から入っているから、おそらく呼ばれる。そこで、あと1枠です」

 シュートを外し続けた岡野(最後は歓喜のVゴールを決めてみせる)、そしてサイドバックの名良橋晃と相馬直樹は、岡田監督から声がかからないだろうと予想。そして山口素弘は“回避”する可能性が高いと見て、名波氏は「残すは俺か(川口)能活。岡田さんはおそらく俺に来ると思う。俺が蹴って外したら非国民だな……って、ずーっと思っていた。延長後半に入ったあたりから」と振り返っている。

「だから、Vゴールで白黒はっきりと決着がつくようにと。PK戦になったら、俺、絶対に面倒くさいことになるなとずっと考えていた」

 当時フジテレビの生中継は視聴率47.9%を記録。ひりつく雰囲気のなか、名波氏はそのように、ある意味“最悪”のケースを想定していた。その展開だけは阻止するために、是が非でもVゴールを狙っていた。その想いが、あの岡野のVゴールに結実したということだ。

 森保ジャパンを支える現・日本代表コーチでもある名波氏が、他にもどのような話をしているのか!? 番組はテレビ東京にて、4月29日の18時25分から放送される。

※本文中は一部敬称略

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