【ドジャース】大谷翔平、投手専念の背景にあるデータ。“歴史的”防御率0.60も報われず

マーリンズ戦で先発したドジャースの大谷翔平。写真:Creative 2/アフロ

変則中5日での登板、ロバーツ監督「同じ状況ならまた同じ決断を下す」

[MLB レギュラーシーズン]ドジャース 1–2 マーリンズ/2026年4月29日(現地28日)/ドジャー・スタジアム

 アメリカ・メジャーリーグベースボール(MLB)ロサンゼルス・ドジャースの二刀流、大谷翔平(Shohei OHTANI)は現地時間4月28日、マイアミ・マーリンズとの3連戦・第3戦に先発投手として登板し、6回9三振を奪う力投を見せた。しかし打線の援護を得られず、チームは1-2で敗れた。

 今季5度目の先発マウンドに上がった大谷は、中5日の変則的な登板間隔のながら粘りの投球を見せた。6回を投げて被安打5、3四球、自己最多タイとなる9奪三振、2失点(自責点1)とクオリティスタートを達成。ドジャース公式サイトは「本来のキレではなかったが、試合を作った」と伝えている。

 大谷は試合後、通訳のウィル・アイアトン氏を介し「ブルペンの段階から、思うようなボールの感覚ではなかった。体調は良いので、メカニクスの問題だと思う」と振り返った。

 この日、大谷は今季2度目となる「指名打者解除」を行わず、投手のみに専念した。これまでのデータでは、投打同時出場時の打率が.100(10打数1安打)、OPS.457と低く、DH専念時との明確な差が出ていた。デーブ・ロバーツ監督は、登板間隔の短縮も考慮し「ショウヘイにとって正しい選択」として、負荷の軽減を優先した。

 公式サイトによると、ロバーツ監督は「彼をラインナップに入れなかったことで計算が狂ったとは思わない。彼抜きでも勝つべき試合だったし、同じ状況ならまた同じ決断を下す」と、投手に専念させた判断を支持した。

 大谷は自身の失策も絡み2点を失ったものの、防御率は驚異の0.60をマークしている。これは1912年に自責点が公式記録となって以降、ドジャースの投手として開幕5先発での歴代5位という歴史的な数字だ。

 チームは好機で一本が出ず、得点圏で7打数2安打、残塁8とつながりを欠いた。指揮官も「本来の制球ではなかったが、6回を2点に抑えた彼を称えたい。打線が勝機を見出すべきだった」と、104球を投げ抜いた大谷を庇った。

いま読まれている記事

一部白骨化した男性の遺体、所持品に「2019年4月6日 仙台vs鳥栖戦のチケット」。試合結果は…

坊主頭で40代くらい…福生市ハンマー男が逃走、警察は不審者情報を求める

ドジャース】大谷翔平が“タッカーサヨナラ打演出”、山本由伸は「今季初のつまづき」