【日本代表】W杯F組3位突破の場合、フランス(I組1位)との対戦確率「84%」の理由とは? ドイツ約10%、アメリカなどホスト国とは…わずか数%
日本代表メンバー。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
FIFAが大会規定で全パターンを公開
FIFA北中米ワールドカップ(W杯)グループステージ(GS)、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が6月21日にチュニジア代表に4-0の快勝を収め、勝点を4に伸ばした。
F組の第2戦を終えての成績は、1位オランダ(勝点4)、2位日本(同4)、3位スウェーデン(同3)、4位チュニジア(同ゼロ)。日本は次戦スウェーデン戦、引き分け以上で1位または2位での決勝トーナメント進出を決められる。一方、敗れた場合は3位になる可能性が高い。
今大会は過去最多48チームが参加。そのためGS3位でも、全12グループのうち成績上位8チームがラウンド32に進める。
日本は勝点4を獲得しており、3位であっても決勝トーナメント進出の可能性は極めて高い。
F組3位だが、対戦相手は「A・B・D・E・I組」の1位チームとなっている。
そこで思い浮かぶのは、「だったら3位通過のほうが、アメリカ、メキシコ、カナダなどと対戦する可能性もあり、そのほうが有利では?」という皮算用だ。
しかし、FIFAはすでに3位突破チームの日程に関する大会規定(レギュレーション)を公開。日本の入る「F組3位」はフランス代表の「I組1位」と対戦する可能性が「84%」となっているのだ。基本的には、「F組3位はI組1位」と対戦する構図だ。
勝ち上がりの組み合わせ次第で、カードが変わる場合がある。
ドイツ代表(すでに決勝T進出確定)などのE組(約10%=35通り)、アメリカ代表などのD組(約4%=10通り)、カナダ代表などのB組(約2%=5通り)、メキシコ代表などのA組(約1%=3通り)となっている。
▼F組3位は「330分の276通り」でI組1位と対戦
FIFAはレギュレーションで、どの組の3位チームが通過した場合、どの対戦カードになるかという「全495パターン」を公開している。日本を含むF組の3位通過が絡むのは計330通り。そのうちI組の1位と対戦するのは83.6%にあたる「276通り」と規定されている。
I組はフランス代表、セネガル代表、ノルウェー代表、イラク代表。戦力的に見ればフランスが首位通過の最有力候補だ。つまり日本がF組を3位で突破し、なおかつフランスがI組首位を確保した場合、高確率で優勝候補との対戦がラウンド32で待っている。
3位通過が日本にとって優位に働く可能性を、FIFAは確率的にかなり低く設定していると言えるのだ。
もちろん、どのようなシナリオが待っているかは誰にも分からない。万が一、日本がグループFで3位通過となった場合でも、優勝への道が絶たれるわけではないということだ。
いま読まれている記事




