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【日本×ベルギー│データランク】香川が二部門トップ。パス成功率に「差」

ベルギー戦で先発した日本代表のイレブン。写真:新井賢一/(C)Kenichi ARAI

シュート数は11対24。走行距離はほぼ変わらず。W杯、日本代表ベスト8入りならず…。

[ロシアW杯 ラウンド16] 日本 2–3 ベルギー/2018年7月2日(日本時間3日午前3時)/ロストフ・ナ・ドヌ

 FIFAワールドカップ・ロシア大会ラウンド16(決勝トーナメント1回戦)、日本代表対ベルギー代表の90分間のフルタイムデータをまとめた。

 シュート数は日本の11本、ベルギーの24本。やはり、そこに地力の差が感じられるのは事実。そのなかで、タックル数は日本が8回、ベルギーが2回。日本はボール際への粘り強いディフェンスで、相手に自由を与えないプレーを続けて勝機を見出していった。

 総走行距離は日本が108.88キロ、ベルギーが107.83キロと、あまり差がつかなかった。日本が2点リードしたことで、相手の攻撃を受けながらカウンターを狙ったことも影響している。

 またパス成功率も、日本の83パーセントに対してベルギーが87パーセント。相手のプレッシャーが鋭かったとはいえ、この精度の差が最後は明暗を分けた。

 個人データを見ると、香川が走行距離とパス本数で1位。トップスピードは酒井宏が時速32.4キロで、両チーム通じて1位だった。

▼W杯 決勝トーナメント1回戦
 日本対ベルギー/試合データ

       日本 ベルギー
ゴール        2点 3点
失点     3点   2点
シュート数  11本 24本
枠内シュート 4本 8本
枠外シュート 4本 10本
ポスト・バー 0本 1本
ブロックS※ 3本 6本

CK     6本 10本
オフサイド  1回 1回
ファウル   9回 13回
警告     1回 0回
退場     0回 0回
※ブロックされたシュート

ボール支配率 44% 56%
パス成功率  83%     87%
パス本数   453本   621本
パス成功数 374本  540本
パス総距離  109キロ 108キロ

▼守備機会
タックル   8回  2回
ブロック    6回   3回
クリアー   39回   12回

▼走行距離
1位 香川真司 12.04キロ
2位 長友佑都 11.50キロ
3位 長谷部誠 10.66キロ
4位 乾 貴士 10.41キロ
5位 酒井宏樹 10.37キロ

▼トップスピード
1位 酒井宏樹 32.4キロ/h
2位 原口元気 32.0キロ/h
3位 昌子 源 31.7キロ/h
4位 吉田麻也 29.5キロ/h
5位 乾 貴士 29.0キロ/h

▼パス本数
1位 香川真司 59本/88%
2位 長谷部誠 53本/91%
3位 柴崎 岳 50本/84%
4位 吉田麻也 47本/89%
5位 長友佑都 46本/80%
※太字は両チーム通じての1位。

文:サカノワ編集グループ

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