【カタールW杯】ドイツ代表「ドーハの悲劇」続く。今度は内田篤人と同僚だった元エースがまさかの重傷…
FIFAワールドカップ(FIFA/FIFA via Getty images)
ワンチョペ、カンポス、トッティら豪華メンバーが揃うなか、クラニーがOB戦で…。
カタール・ワールドカップ(W杯)はいよいよ、3位決定戦のクロアチア代表対モロッコ代表戦、そして決勝のアルゼンチン代表対フランス代表の2試合を残すのみとなった。
そんななか、優勝候補に挙げられながら、日本代表に敗れるなど、まさかのグループステージ敗退を喫したドイツ代表で災難続きの一報があった。
今度は元ドイツ代表のストライカーのケヴィン・クラニー氏が予想外の重傷を負う“ドーハの悲劇”に見舞われた。『ビルド』が12月16日に報じたニュースによると、クラニー氏は現地で開催されたOBマッチに参加。ドーハテニススタジアムを活用し、人工芝の小さなコートが利用されたという。
そこで彼は、パウロ・ワンチョペ氏(元コスタリカ代表/元FC東京)、オスワルド・サンチェス氏(元メキシコ代表)、ホルヘ・カンポス氏(元コロンビア代表)らとチームを組んだ。さらに、ユルゲン・クリンスマン氏(元ドイツ代表)、カフー氏 (元ブラジル代表)、フランチェスコ・トッティ 氏(元イタリア代表)、フリスト・ストイチコフ氏 (元ブルガリア代表) といった、ワールドカップを盛り上げたヒーローたちも参戦していたという。
クラニー氏はゴールを決めた際、膝を傷めて立ち上がれず、救急車でドーハ市内に緊急搬送された。同メディアには「ヒザが折れたようだった」と語り、改めて精密検査を受けるが、半月板損傷、前十字靭帯損傷などの可能性が高いそうだ。
クラニー氏はブラジル出身でドイツ国籍を取得したストライカーで、ドイツ代表として52試合・19ゴールを記録。EURO2004に出場するなど一時はエース級の活躍を見せた。VfBシュツットガルト、シャルケ04、ディナモ・モスクワ、TSG1899ホッフェンハイムでプレーし、シャルケでは元日本代表の内田篤人とともにDFBカップ制覇など一時代を築いている。
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