【鹿島】使用済み紙コップを「アントンnote」に再生。鹿嶋市、東洋製罐グループと資源循環プロジェクト
鹿島アントラーズが鹿嶋市、東洋製罐グループホールディングスとの包括連携協定に基づくプロジェクトの一環として、使用済み紙コップを原料にしたオリジナルリサイクルノート「アントンnote」を制作。(C)KASHIMA ANTLERS
市内すべての小中学校に配布、ノベルティとしても活用予定。
J1リーグの鹿島アントラーズは7月9日、鹿嶋市、東洋製罐グループホールディングスとの包括連携協定に基づく「資源循環推進」プロジェクトの一環として、使用済み紙コップを原料にしたオリジナルリサイクルノート「アントンnote」を制作し、鹿嶋市内の小中学校などへの配布を開始したと発表した。
この取り組みは、2023年8月に3者が締結した包括連携協定に基づく事業の一つ。アルミ缶やダンボールに比べ、日本では紙コップのリサイクル率が1%未満という課題を受け、スポーツと地域の力を生かした資源循環モデルの実現を目指している。
ノートの原料となった紙コップは、県立カシマサッカースタジアム(メルカリスタジアム)でのホームゲームや鹿嶋市内の小中学校、鹿嶋まつりで回収されたもの。表紙にはクラブのサステナビリティマッチアンバサダーを務めるマスコット「アントン」をデザインし、「鹿嶋市内の小中学校、メルカリスタジアムおよび鹿嶋まつり2025で回収された紙コップを表紙に使用しています」と記載されている。
また、裏表紙には使用済み紙コップが洗浄・再資源化され、新たな製品へ生まれ変わるまでの流れをイラストで紹介。回収に協力した小中学校名も掲載され、子どもたちが資源循環を身近に学べる環境教育教材としての役割も担っている。
プロジェクトでは、鹿嶋市が学校や地域イベントでの回収体制を整備し、鹿島はホームゲーム開催時に専用洗浄機「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」を活用した来場者参加型の回収活動を展開。東洋製罐グループは回収資源の再製品化スキームを構築し、ノートの製造やデザイン、学校への配送までを担った。
鹿島は今後、市内すべての小中学校への配布、ノベルティとしても「アントンnote」を活用する予定。地域への還元と資源循環の「見える化」を進めながら、市民やサポーターとともに持続可能なまちづくりを推進していくとしている。
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