韓国サッカー協会が“性接待”か。日本人を含むW杯&五輪予選など外国人審判へ「先に要求された」
レフェリー/主審 (C))SAKANOWA
韓国メディアが文体部の監査報告書を入手。
韓国メディア『JTBC』は8月6日、韓国サッカー協会(KFA)が2011年から2012年にかけて、韓国代表の試合を担当した外国人審判らに複数回の不適切な性的接待をしていたとする文書を入手したと報じた。
同メディアが入手したのは、韓国文化体育観光部(文体部)が2016年に作成した「大韓サッカー協会役職員などの不正調査結果」と題する監査報告書。そこには、KFAが2011年3月から2012年3月までの1年間に、韓国代表の試合に参加した外国人審判らを計7回接待したと記されているという。
対象となった試合のうち、3試合はワールドカップとオリンピックの予選だった。
同メディアは、具体的な対象試合も報じている。そのなかには、日本人審判団が担当した試合も含まれていた。
2012年2月29日、ソウルワールドカップ競技場で2014年ブラジル・ワールドカップ・アジア予選の韓国代表対クウェート代表が行われた。その日の未明、ソウル市江南区のマッサージ店で、KFAの法人カードを使って50万ウォンが決済されていた。
文体部は、この支払いがクウェート戦を担当した審判2人への性的接待だったと判断。代金を支払った審判部門の職員は、「マッサージ料金には売春の費用まで含まれていた。外国人審判が空港や宿泊先などで先に要求したため接待した」と説明したという。
また、韓国代表がオマーン代表と対戦したロンドン・オリンピック最終予選では、試合終了から約2時間半後、慶尚南道昌原市の店舗で76万ウォンが決済されていた。文体部は、これも試合を担当した審判4人への接待費だったと結論づけた。
さらに、試合中に法人カードが使用されたケースもあった。
2012年3月14日の午後8時34分、ソウル市江南区の中国式マッサージ店で19万8000ウォンが決済された。文体部は、審判への不適切な供応を監視する立場にある監督官1人への性的接待だったと指摘している。
文体部は、複数のKFA審判部門関係者の証言に加え、カードの利用明細や協会側の説明資料などをもとに、性的接待があったと判断したという。
KFAはJTBCの取材に対し、事件が約15年前のものであり、文書の保存期間も5年に限られているため、すべての経緯を正確に説明することはできないと回答。そのうえで、「15年前に不祥事があった可能性はあるが、現在は国民の高い関心などに応えるため、より徹底した内部管理指針を設けて順守している」と説明している。
ただ、現在の韓国サッカー界の混乱を巡る批判の矛先を、外国人審判へ向けようとしているとの見方を招く可能性もある。日本人審判の名前も記載されているのであれば、日韓のサッカー界に亀裂を生じさせかねない報道となりそうだ。
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