【日本代表】森保監督はW杯予選グループ最下位モンゴル戦「ベスト布陣」を示唆
モンゴル戦の前日練習で笑顔を見せる(左から)永井謙佑、南野拓実、吉田麻也。(C)SAKANOWA
FIFAランキングは日本が31位、モンゴルが187位。その後、2連勝中のタジキスタンとのアウェー戦を控えるが?
日本代表の森保一監督が10月9日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選(兼:2023年開催の中国アジアカップ予選)2節のモンゴル代表戦に向けた前日記者会見を行った。
W杯アジア2次予選グループFのFIFAランキングは、日本が最高の31位、続いてキルギスタン95位、タジキスタン119位、ミャンマー135位、そしてモンゴル187位。
中4日で2連勝中のタジキスタンとのアウェーゲームを迎える。となると、思い切ったターンオーバーもあり得るのか?
森保監督は「メディカルトレーナーと確認を取っているが、特別コンディションが悪い選手はいない。実質全体練習ができるのは今日だけ。限られた時間の中で幾つか確認をして明日のモンゴル戦に臨みたい」と、チーム練習が実質1日しかできないことを説明。そのうえで、上記の質問に次のように答えた。
「答えとしては、どうするかはまだ決めていません」とした上で続けた。
「選手に関しては、いろんな選択肢を考えながら、この2試合を戦っていければと思っています。ただし、まずは目の前の一戦で勝点を掴み取るため、しっかり準備して、この試合が終わってから、次のタジキスタン戦に向けて、チームと選手の状態を見て(選手起用について)考えていきたいと思います」
そのように、グループ最下位のモンゴルが相手ではあるが、おそらく基本的には”ベスト”と言えるメンバーで臨むことを示唆。そこからコンディション面などを考えて、次戦タジキスタン戦で入れ替える――というニュアンスの回答をした。
今回の日本代表のスタッフとメンバーは次の通り。名前の横の数字は、国際Aマッチの出場歴(出場試合数・得点[GKは失点])
▽スタッフ
監督:森保 一
コーチ:齊藤俊秀
フィジカルコーチ:松本良一
GKコーチ:下田 崇
▽選手
GK
1 川島 永嗣 (RCストラスブール/フランス) 90・-97
12 権田 修一 (ポルティモネンセSC/ポルトガル) 13・-9
23 シュミット・ダニエル(シントトロイデンVV/ベルギー)5・-2
DF
5 長友 佑都(ガラタサライSK/トルコ) 119・3
22 吉田 麻也(サウサンプトン/イングランド) 97・10
19 酒井 宏樹(オリンピック・マルセイユ/フランス) 58・1
2 植田 直通 (セルクル・ブルージュKSV/ベルギー) 8・0
3 安西 幸輝 (ポルティモネンセSC/ポルトガル)3・0
4 畠中 槙之輔 (横浜F・マリノス) 3・0
16 冨安 健洋(ボローニャFC/イタリア) 17・1
MF
8 原口 元気(ハノーファー96/ドイツ) 50・10
7 柴崎 岳(デポルティボ・ラ・コルーニャ/スペイン)41・3
6 遠藤 航(VfBシュツットガルト/ドイツ) 20・0
14 伊東 純也(KRCヘンク/ベルギー) 15・2
13 橋本 拳人(FC東京) 4・0
10 中島 翔哉(FCポルト/ポルトガル)15・5
9 南野 拓実(ザルツブルク/オーストリア) 19・7
20 板倉 滉(FCフローニンゲン/オランダ) 3・0
21 堂安 律 (PSVアイントホーフェン/オランダ) 17・3
17 久保 建英(RCDマジョルカ/スペイン) 6・0
FW
11 永井 謙佑(FC東京) 8・2
15 浅野拓磨(パルチザン・ベオグラード/セルビア)18・3
18 鎌田 大地(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)2・0
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics: Japan National team vs Mongolia National team.