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【W杯クロアチア戦】日本代表「青ユニフォーム」着用決定! 一方、冨安健洋が少し気になる発言

冨安健洋。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「スペイン戦に出て、よりよい状態で次のクロアチア戦に臨めると思います。でも、まだまだ…」

[カタールW杯 ラウンド16] 日本代表 – クロアチア代表 /2022年12月5日18:00(日本時間6日0:00)/アル・ジャヌーブ・スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16、日本代表が日本時間12月5日24時(6日午前零時)からクロアチア代表と対戦する。日本が勝つと、W杯初のベスト8進出。FIFAランキングはクロアチア12位、日本24位。

 この試合を前に、日本サッカー協会(JFA)のユーチューブ公式チャンネル『JFA.TV』で、日本代表の宿舎や練習などの舞台裏や選手たちの素顔を届ける「Team Cam」の第12弾が公開された。

 試合前日のトレーニングの様子、森保一監督によるミーティングの模様、さらに冨安健洋(アーセナルFC)のインタビューなどが収録されている。

 このなかで、選手の用具を管理する日本代表キットマネジャー山根威信さんが、クロアチアとの試合決定を受けて、この一戦のみ使用されるワッペンをユニフォームにプレスしていく作業に密着。クロアチア戦のユニフォームは、グループステージの3試合に続いて、ジャパンブルーのファーストを着用することが報告されている。クロアチアはファーストの赤&白を着る。

 26人分1枚ずつ手作業で行っていくが、山根さんは緊張を伴いつつも一人ひとりへ思いを込めるように、「楽しいですね、この作業は」と優しく笑顔を浮かべている。またケガだけはしないようにと祈りを込め、「僕らも選手と同じテンションで冷静にやっていければと思います。これを着て、みんなと一緒に新しい景色を見たいですね」と気持ちを高めていた。

 また、インタビューに応じた冨安はこのグループステージ3試合を振り返り、「(途中出場した初戦・ドイツ戦は)入ってすぐ(負傷していた患部に)違和感が出てしまったので、ベストパフォーマンスでは全くなかったです。ここまで満足する出来ではないです」と、まだ負傷を抱えたままの戦いが続いているということだ。さらに「スペイン戦に出て、よりよい状態で次のクロアチア戦に臨めると思います。でも、まだまだ細かいところがまだ戻っていないので、試合い向けて戻したいです」とも語っている。

 今回は板倉滉が出場停止になるため、冨安の先発が有力視される。しかし他の選手のコンディションによっては、今回もベンチスタートとなる可能性もありそうだ。ただ日本はベスト16の壁を破ることを目標に掲げてきただけに、このタイミングでこそ守備の要がスタートから起用されるか……森保監督の決断が注目される。

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