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【W杯日本代表】GKシュミットが最も警戒するドイツ代表のFWとは?「強烈なシュートを持っている」。シント=トロイデンから唯一の選出に

オンラインで記者会見に応じたシント=トロイデンVVの日本代表GKシュミット・ダニエル。(C)STVV

「みんなでいい大会だったと言えるようにしたい」

 日本サッカー協会(JFA)は11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)に出場する日本代表の26選手を発表し、ベルギー1部シント=トロイデンVVのGKシュミット・ダニエルが初めて選出された。

 シュミットは現地早朝にオンラインによる記者会見に応じて、自身の名前が森保一監督から読み上げられた時のことについて、次のように語った。

「GKの3人目で、一人ずつ間隔があり、最後の一人となったので、呼ばれるかどうか、森保さんの間があり、けっこう緊張して見ていました。まずホッとした気持ちがして、ここから始まるんだと思いました」

 また、ドイツ代表、スペイン代表、コスタリカ代表との対戦で、「警戒する選手」を聞かれると、守護神候補は「全員ですね……」と答えて少し戸惑い、記者から複数の名前が挙げられるとそこから答えた。

「その中では(ドイツ代表のレロイ)ザネですかね。個人で状況を打開できて、強烈なシュートを持っています。対戦する側としては、すごく危ない選手だと思っています」

 ザネはバイエルン・ミュンヘンのエース。今季リーグ10試合・5得点・2アシストと活躍している。しかし筋繊維断裂により戦列を離れていて、W杯にはギリギリ間に合うかどうかと言われている。

 シュミットはベガルタ仙台時代、2018年のロシア・ワールドカップ後に初選出され、その時からこのカタール大会を意識してきた。シュミットは「試合に出場するチャンスがあればいいパフォーマンスを見せて世界にアピールし、JFAが掲げるベスト8を越えられるように、終わった時にいい大会だったと言えるようにしたいです」と決意を示した。

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