【日本代表】PK戦勝利の舞台裏、上田綺世から鎌田大地へ「蹴るところがすごくへこんでいる」。キリンカップ・エクアドル戦

日本代表対エクアドル代表戦、PK戦に向かう鎌田大地(左)と森保一監督。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

「自分の軸足とズレてしまう感じがあったが――」

[キリンカップサッカー2026] 日本代表 0(5PK4)0エクアドル代表/2026年10月1日19:10/横浜国際総合競技場

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がエクアドル代表との一戦、90分をスコアレスで終え、決勝進出を懸けたPK戦を5-4で制した。日本は上田綺世、鎌田大地、伊藤洋輝、相馬勇紀、前田大然とキッカー5人全員が成功した。

 キャプテンとしてPK戦のコイントスに臨んだ伊東純也によると、ゴール選択、先攻・後攻は、いずれもコインの色でチームを指定。伊東が選んだのではなく、主審が投げたコインの出た色で「自動的に」決まっていったそうだ。

 また、この1か月雨天が続いたことや、この日2試合が開催された影響もあり、特にゴール前付近のピッチがやや荒れていたという。2人目のキッカーを務めた鎌田は、1本目を蹴った上田から「蹴るところがへこんでいる」と、一番の注意点を伝えられた。鎌田もその点を3人目の伊藤洋輝に「気を付けて」と強調したそうだ。

「見て分かるようにピッチが良くなくて、蹴るところがすごくへこんでいて、自分の軸足とズレてしまう感じがありました。シュートは良くなかったですが、入って良かったです」

 鎌田はそのように慎重に蹴ったと明かした。

 また、キッカーについても、森保一監督とコーチ陣が普段のトレーニングをチェックしていたなかで選抜された5人だったという。

「僕らがPKの練習をし始めてから、スタッフ陣も普段から誰が決めているか、決めていないかを見ていて、選手(キッカー)を選んでいると思います」

 例えば、前田大然がど真ん中の上部へ蹴る、ということも、みんな事前に知っていたというほどチームメイトの癖やコースについても把握し合っていたそうだ。

 この経験がアジアカップでも生きるか――。

「PKは本当に自信のメンタリティのところ。今日はみんな決められて良かったと思います。1本外すだけで、次に蹴る選手が難しくなってしまうので。上手く切り抜けられれば、より自信を深められると思います」

 そして司令塔・鎌田は「南米勢に3連勝できたのは、決して普通のことではありません。それでも、もっと成長できる部分はあり、慢心せずやっていきたいです」と、勝って兜の緒を締めた。

関連記事

【日本代表】久保建英が次はPKキッカー!?「最近、上手くなっているので大丈夫」

【日本代表】GK鈴木彩艶がPKストップ! 10月5日(月)キリンカップ決勝はニュージーランドと対戦

【なでしこ】北朝鮮との決勝、120分+PK戦も想定。狩野監督「フットボールの仲間」「1点取られても、1点取り返せばいい」愛知・名古屋アジア大会

Posted by 塚越始