フィテッセ本田圭佑の充実を物語るホンダ節「1日24時間は短い。でもキツイと感じる10分が長すぎる」
フィテッセでの練習初日のあとに抱負を語っていた本田圭佑。 ※『VitesseTV』より
日本時間の明日早朝、ヘーレンフェーンとアウェーで対戦。連敗ストップなるか。
[オランダ1部 15節] ヘーレンフェーン – フィテッセ /2019年11月29日(日本時間30日4:00)/アベ・レンストラ・スタディオン
オランダ1部リーグ(エールディビジ)フィテッセのMF本田圭佑が11月29日、自身のSNSのツイッター( アカウントは @kskgroup2017 )で久々に”メッセージ”を発した。
本田は次のように日本語でつぶやいた。
1日24時間は短すぎる。
1年8760時間も短すぎる。
10年87600時間も短すぎる。でもキツイと感じてるときの10分が長すぎる。
オランダに渡って、スパルタ・ロッテルダム戦(●0-2)で新天地デビューを果たし、トップ下で先発して81分までプレーした。ようやくサッカー選手としての時計が再び動き始めた33歳の本田だが、その充実ぶりを物語るような”嘆き”となった。
コメント欄には、受験生、学生、さまざまなカテゴリーのサッカー選手、スポーツに取り組む選手らの、まさにその通り、といった書き込みが多くされていた。
さまざまな状況で時に自身を追い込む本田にとって、そういった”長い10分”と遭遇する機会が頻繁にあるのだろう。それを今、実感できていることがうかがえる。
フィテッセは7勝2分5敗(24得点・21失点)の勝点23で5位タイ。最近4連敗と絶不調で、本田はこの悪い流れを止めることができるか。フィテッセデビューを果たしたスパルタ戦後にYou tubeの「KEISUKE HONDA」チャンネルにて インタビューに応じた本田は英語で、「私たちは最近の4試合を落としています。チームにいるたくさんの若い選手が、自信を失っているように感じます。私は経験のある選手たちとその問題について話し合いたい。そして次の試合は、必ず勝ってみせます」と語っていた。
果たしてこの限られた期間で、本田はチームに変化を与えることができたか? 日本時間の11月30日4時から、アウェーでSCヘーレンフェーンと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]