【なでしこ】北朝鮮との決勝、120分+PK戦も想定。狩野監督「フットボールの仲間」「1点取られても、1点取り返せばいい」愛知・名古屋アジア大会 女子サッカー
なでしこは連覇なるか。北朝鮮戦前日に汗を流すなでしこジャパンの塩越柚歩ら。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「失敗を恐れず、冷静に思い切ってチャレンジする」
[名古屋アジア大会 女子サッカー決勝] 日本―北朝鮮/2026年10月2日19:30/小笠山総合運動公園エコパスタジアム
日本女子代表(なでしこジャパン)の狩野倫久監督が10月1日、愛知・名古屋アジア大会の女子サッカー決勝・北朝鮮代表戦を翌日に控え、公式記者会見に出席し抱負を語った。日本はこの決勝では、延長戦さらにはPK戦をも見据え準備しているという。
狩野監督は「120分プラスPK戦を含めて、最後に勝つことを前提に考えています」と明かした。
「うまくいくこともあれば、うまくいかないこともある。そういうことも想定内にしたうえで、常に準備を進めてきました。決勝の舞台で、迷いや悩みなど後ろ向きなマインドではなく、失敗を恐れず、冷静に思い切った姿でチャレンジしていきます」
北朝鮮については、育成年代からトップカテゴリーまでアジアで切磋琢磨してきた「フットボールの仲間」と表現。そのうえで、力強いフットボール、プレッシャーに対し、日本は技術を発揮し、フィットネスでも打ち勝つことが求められると語った。
日本は9月10日に集合。代表経験が豊富な選手、フル代表初招集の選手、アンダーカテゴリーの代表歴がない選手もいるなか、新たなチームとして大会に臨んできた。
狩野監督は、選手たちの取り組みについて「想像していた以上」と評価。「前向きな取り組み、ポジティブな働きかけ、チャレンジは常に見受けられます。失敗も含めてさらなる取り組みに変えてくれたことが、決勝まで来られている一つの要因だと思っています」と目を細めた。

さらに、「1回失敗してダメだったら、1点取られても1点取り返せばいい」と強調。「諦めず、粘り強く、タフに戦う。そういった姿を選手一人ひとりが持っている」と、決勝での総力戦を誓った。
この大会は、来年開催されるブラジル女子ワールドカップ(女子W杯)を見据えた活動の一つでもある。ただ、指揮官は「先のことを今考えるのではなく、本当に明日、目の前の1試合に闘志を燃やして集中したい」と、まずはアジア大会連覇へ――全力を注ぐ。
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