大腸がん告白の松本人志さん、腸を元に戻す手術後も「通常運転に戻らず」休養継続。専門医が指摘していた注意点とは?

松本人志さん 写真:AP/アフロ

エックスでメッセージ発信

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが10月15日、手術後の体調を理由に、今しばらく休養する意向を明らかにした。動画配信サービス「DOWNTOWN+」の公式エックス(旧ツイッター)で、松本さんのメッセージが投稿された。

 投稿では「松本人志よりメッセージ」と題して、「腸を元に戻せたのは良かったのですが、3ヶ月休ませてた腸が休みボケなのか、なかなか通常運転に戻ってくれず正直、苦労しております。今少し休養が必要かと思いますので、お待ちいただけますと幸いです。がんばります」と発信している。

 松本さんは大腸がんを公表後、人工肛門(ストーマ)を閉鎖して腸をつなぎ直す手術を受けた。今回、手術自体は無事に終えた一方、腸の機能が以前の状態に戻るまでには時間を要していることを明かした形だ。

 この点については、がん治療医の押川勝太郎医師が9月15日、自身のYouTubeチャンネル「がん防災チャンネル・現役がん治療医・押川勝太郎」で、一般論として分かりやすく、かつ詳細に注意点を解説していた。

 押川医師は、ストーマを閉鎖しても、すぐに手術前と同じ排便機能に戻るとは限らないと説明。便が流れていなかった腸は機能が低下していることがあり、術後には下痢や頻便で何度もトイレに行く必要が生じる場合もあるという。

 松本さん個人への助言ではないと前置きしたうえで、「人工肛門を元に戻したら、普通の前の生活に戻れるという印象が世間一般に広がると困る」と警鐘を鳴らしていた。

 症状は時間の経過とともに改善し、3か月から半年ほどで落ち着くケースも多い。一方、直腸を切除している場合などは、頻便や便意の切迫、便漏れなどが長く続く可能性もある。食事や薬、骨盤底筋のリハビリテーションなど、状態に応じた対処法があるとされる。

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