トルコに到着。「ベジクタシュ香川真司」誕生へ!
トルコメディア『ファナティック』が香川のイスタンブール到着を大々的に紹介。※写真はスクリーンショット
今季末までのレンタル。移籍期限まであと数時間、まさにギリギリのタイミング。
欧州主要リーグの冬の移籍市場が閉まる1月31日の夕方、ロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表のMF香川真司がベジクタシュJKと契約を結びため、空路でイスタンブールに到着した。
トルコのスポーツメディア『ファナティック』など複数の地元メディアが、香川が空港に到着した模様を写真や動画で伝えている。空港には早くも多くのベジクタシュサポーターが詰めかけて、香川を歓迎している。
今回、フランス1部リーグのASモナコとも話を進めていたが、モナコが23歳の若手MF獲得を決定したため、香川の移籍は立ち消えに。ただもう一方で、トルコ行きの交渉も進めていた。
トルコ最大の大衆紙『ヒュッリイェト』によると、ボルシア・ドルトムントとベジクタシュは契約内容についてすでに「合意」しているという。内容は今季末までの期限付き移籍。サラリーは110万ユーロ(約1億3700万円)、160万ユーロ(約2億円)の買取オプションがつくという。このあとメディカルチェックを経て正式に契約が結ばれる。
今回の移籍市場が閉まるまであと数時間。間もなく「ベジクタシュ香川真司」が誕生する。
2018-19シーズンの香川はドルトムントで出場機会に恵まれず、これまでリーグ2試合0得点だった。ケガの離脱期間もあったが、最近は14試合連続でベンチ外だった。
ベジクタシュは現在リーグ戦、8勝6分5敗の勝点30で6位。昨年末にも香川の獲得に動いていた。長友の所属するガラタサライSKもイスタンブールに本拠地を置く。ダービーの熱気は、世界屈指と言われる。ずっと第一線で戦ってきた二人の対決にも注目が集まりそうだ。
文:サカノワ編集グループ