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PSV堂安律が鮮烈2ゴール「ゲッツェといいコンビネーション。どんどん良くなっている」

堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

カップ戦、フォルトゥナ・シッタートに勝利。

[KNVAカップ 2回戦]PSV 2-0 シッタート/2021年12月15日21:00(日本時間16日5:00)/フィリップス・スタディオン

 KNVAカップ(オランダカップ)2回戦、今大会初登場のオランダ1部リーグPSVアイントホーフェンは日本代表MF堂安律の2ゴールで、同リーグのフォルトゥナ・シッタートに2-0の勝利を収めた。

 堂安は4-2-3-1の右MFで先発し、82分までプレー。これで今シーズン公式戦通算、14試合・5得点・2アシスト(オランダ1部リーグ9試合・3得点・1アシスト)だ。

 先制点は28分。元ドイツ代表で2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)決勝のアルゼンチン戦で決勝点を奪っているマリオ・ゲッツェとの連係から決めた。ゲッツェからパスを受けた堂安が左サイドから中央に切れ込み、再びゲッツェにボールをあずける。そのヒールパスで相手DF陣を完全に翻弄、これを受けて突き進んだ堂安が冷静にシュートをねじ込んだ。

 さらに62分、スローインの流れから、ヨルベ・フェルテッセンの落としを受けると、狙いすました鮮やかなミドル弾でファーサイドのネットを揺らした。

『フットバル・インターナショナル』によると、堂安は試合後に「どんどん良くなっています。僕はいつでもプレーしたい。できないことがあっても問題はありません。ポジションのために戦う覚悟はできています。全ての精力はPSVに注がれています」と、より強い意欲を示していた。

 そして23歳のレフティはこの日の2ゴールを次のように振り返っている。

「ゴールを決めた時はいつでも嬉しいものですが、チームメイトに感謝しないといけません。特に先制点は、マリオ・ゲッツェとのコンビネーションが良かったからです。そのあとフリーマンを探しながら、シュートコースも見つけていました。

 2点目も良かったです。スペースがあれば、どんどんチャレンジしていこうと思っています。幸運にもよく決まりました」

 FCユトレヒト戦で1得点・1アシスト(〇4-1)と活躍したものの、ヨーロッパリーグのレアル・ソシエダ(●0-3)とのアウェーでの激闘を経て臨んだ直近のリーグ・NECナイメヘン戦(〇2-1)はベンチに。連戦が続くなか、堂安が改めて「結果」で存在感を示してみせた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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