元名古屋FWジョーが行方不明。「１か月失踪しても…」コリンチャンスは深入りせず

SNSでこれから一人で過ごすとメッセージ。あくまでもプライベートの問題だと…。

　元名古屋グランパスエイトで現在ブラジル・セリエＡ（１部）のSCコリンチャンス・パウリスタに所属しているFWジョーが蒸発し、行方不明になっている。

　元ブラジル代表のストライカーはシーズン終了直後の12月13日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。そのメッセージに、妻へ自らの不貞を謝罪。そしてこれからは一人で人生を過ごすと示唆していた。

　このメッセージはすぐ消去された。しかし心配した友人がジョーに連絡を取っているものの、音信不通だ。

　コリンチャンスのサッカーディレクターを務めるロベルト・デ・アンドラーデ氏が12月14日に行った記者会見で、この話題に言及。同氏はシーズンオフであり、その私生活について管理はしていないと強調。あくまでも練習場とスタジアムが“仕事場”であり、それ以外のことに関しては干渉しないということだ。

　クラブはもちろんジョーが３日間失踪しているという情報をチェック済。同氏は「３日でも、１か月失踪しても、（トレーニング再開の）１月10日に戻ってくれば何の問題もありません」と、あくまでもプライベートであり、その問題には介入や深入りはしないスタンスだ。

　名古屋を退団し、コリンチャンスに加入した34歳のジョーは、ブラジル１部32試合・７得点・４アシストを記録。公式戦通算52試合・10得点・５アシストと活躍した。

　一方、名古屋との契約問題は現在も係争中だ。名古屋と契約期間中だったにも関わらず、この新たな契約を結んだとして提訴。国際サッカー連盟（FIFA）はコリンチャンスに対し、名古屋に約４億円を支払うように命じた。しかしこの決定を不服としたジョーサイドはCAS（スポーツ仲介裁判所）に上訴している。

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[文：サカノワ編集グループ]