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PSVゲッツェがフランクフルト移籍か。鎌田と長谷部のチームメイトに?

PSVのマリオ・ゲッツェ。 (Photo by Martin Rose/Getty Images)

今季ともに戦った堂安が「良い出し手がいると受け手も良くなる」と絶賛。

 PSVアイントホーフェンの元ドイツ代表MFマルリオ・ゲッツェに、アイントラハト・フランクフルトへの移籍の噂が出ている。ドイツサッカー専門誌『キッカー』が6月17日に報じた。

 2020年10月からPSVでプレーし、2021-22シーズンはトップ下を主戦場にリーグ29試合・4得点・4アシストなど公式戦通算52試合・12得点・11アシストと活躍した。PSVとは2024年6月まで複数年契約を結んでいる。

 しかし、PSVを率いていたドイツ人のロジャー・シュミット監督の退任が決定。そのため『キッカー』は「ゲッツェがこの夏、PSVを離れるのではないかという噂が強まっている」という。そうしたなかで、UEFAヨーロッパリーグ優勝を果たし新シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を掴んだフランクフルトが「熱視線を送っている」そうだ。

 この30歳になるチームプレーヤーの契約解除金は400万ユーロ(約5億5000万円)。ビッグネームと比較すれば安価ではある。しかし決して資金が潤沢ではないフランクフルトとしては、簡単に手を出せない額である。

 ゲッツェには、シュミット監督が就任したポルトガル1部のSLベンフィカ、MLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミも獲得に向けて興味を示しているということだ。

 PSVでチームメイトだった日本代表MF堂安律が、「マリオ・ゲッツェをはじめ、後ろにいい選手がいて、それに生かされている感じがあります。出し手が良ければ受け手が良くなり、受け手が良ければ出し手が良くなっていくという関係を築けている。そういう感覚があります」と語っていたことがある。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)決勝のアルゼンチン戦(〇1-0)で決勝点を決めたドイツの英雄が、今度は鎌田大地、長谷部誠とチームメイトになるのか!?

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