鎌田大地プレミア移籍!? ゲッツェのフランクフルト加入決定、夢は「ドイツ代表復帰」
シュミット監督とゲッツェ退団、PSV堂安律の動向も注目に。
元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(Mario Götze)が6月21日、オランダ1部PSVアイントホーフェンからアイントラハト・フランクフルトに完全移籍することが発表された。2025年6月まで3年契約だ。
30歳になったゲッツェはフランクフルト公式サイトで、次のように抱負を語っている。
「このクラブは並外れた発展を遂げて、刺激的で野心的な道を進み始めています。私はともに歩んでいきます」
「このクラブはベースがしっかりしています。そしてスタジアム、ファン、街、全てが私に合っています。ブンデスリーガへの復帰を心から楽しみにしています。チャンピオンズリーグでプレーするチャンスもありますね」
また地元メディア『フランクフルター・ルンドシャウ』によると、年俸は300万ユーロ(約4億3000万円)だが、様々なオプションがついているという。その先、ゲッツェは「ドイツ代表復帰を夢見ている」と伝えている。
そしてポジション的に重なる25歳の日本代表MF鎌田大地について、「おそらく引き留めることはできないだろう」と触れる。さらに「移籍先はプレミアリーグがこのアジア人の尺度になっている」とイングランドに向かうと見ている。
あるいは当面、フランクフルトでの鎌田&ゲッツェによるダブルシャドーの実現もあり得るのか!? 2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)の優勝決定ゴールを決めたドイツの偉大な英雄が、鎌田そして長谷部誠との共演――とても楽しみだ。
また、退団したドイツ人のロジャー・シュミット前監督のもと、ゲッツェのサポートを受けて飛躍を遂げたPSV所属の日本代表MF堂安律の動向も、今後注目される。