「シルバに殺されていた」久保建英が衝撃告白!? 決勝弾アシストに「僕の恩人」と感謝、日本代表の戦いにも言及
エルチェ戦でゴールを決めるレアル・ソシエダの久保建英。(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)
「前半、ゴールしなければいけないボールを2つもらっていた。責任を感じていた」
[スペイン1部 26節] R・ソシエダ 2-0 エルチェ/2023年3月19日16:00(日本時間20日0:00)/エスタディオ・アノエタ
レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がエルチェCF戦、元スペイン代表MFダビド・シルバのスルーパスを左足で流し込んで先制点を決めた。チームはさらに1点をえ加し、公式戦7試合ぶりとなる白星を収めた。
『エル・デスマルケ』によると、久保は試合後の取材で「あのゴールを決めていなかったら、ドレッシングルームのダビド(シルバ)に殺されていたかもしれない。彼はチーム最高の選手であり、個人的にもとても大切な恩人です」と語った。
開始直後にもダビド・シルバからパスを受けたがシュートは枠を捉え切れず。ここで外していたら、もうパスを出してもらえなくなる――そんな危機感があったというのだ。
「前半は、ゴールしなければいけないボールを2つもらっていました。その責任は感じていましたし、アシストが彼のついたこともとても良かったです」
もちろん“殺される”は冗談ではあるものの、それぐらいあの丁寧なパスを受けてのシュートに責任を感じていたということだ。
「ホームで長い間勝てなかった悪い流れに責任を感じていました。この勝利とインターバルを経て、再びトップに戻れるのかどうか見てみましょう」
久保はそのようにホームで約2か月間勝てずにいたサポーターへの想いと、ここからの逆襲への決意を口にしている。
このあとは日本代表の活動に合流。キリンチャレンジカップの2試合(24日:ウルグアイ代表戦@国立競技場、28日:コロンビア代表戦@ヨドコウ桜スタジアム)に臨む。
21歳のレフティは「この良い流れが日本代表にもつながるはず。若いチームで、難しい試合が2つ続きます。日本代表でも、レアルのことは考えていようと思う。(改めてエルチェ戦いついて)ゴールを決めチームが勝てて、僕は幸せです」と意欲を示している。