長友佑都が自身二度目のアジア制覇へ「プレッシャーを含め、楽しむ」
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
明日のことは分からない。それがサッカーだから――。大会公式ツイッターのインタビューに登場。
[アジアカップ 決勝] 日本 – カタール/2019年2月1日18時(日本時間23時)/シェイク・ザーイド・スタジアム
UAEアジアカップ決勝・日本代表対カタール代表戦に向けて、長友佑都(ガラタサライSK)が1月31日、大会公式ツイッターの日本語版(アカウントは @afcasiancup_jp )のインタビューに登場した。
長友は日本が優勝した2011年大会の決勝・オーストラリア戦(〇1-0)、延長戦でのクロスから李忠成の”優勝決定”渾身ボレー弾をアシストした。彼は当時について、「あのクロスからの李くんのボレーは、時間が止まっているような感覚でした。あの瞬間は忘れられません」と振り返っている。
そして8年ぶりの決勝は、カタールと対戦することになった。FIFAランキングは日本が50位(AFC内3位)、カタールは93位(同13位)。次回2022年のワールドカップ開催に向けて強化を図ってきたチームである。長友は十分警戒する。
「いい緊張感で臨めると思います。カタールが決勝まで勝ち上がってきたことに驚きはありません。彼らの強さがこの大会に表れていると思います」
順当にいけば、日本の背番号5が再び2大会ぶりの決勝のピッチに立つ。長友はプレッシャーは感じておらず、ほどよい緊張感があると言う。
「サッカーって、今日いい試合ができても、1週間後にどうなっているか分からない。そのプレッシャーも含めて、すべて楽しむこと。勝敗がはっきり決まるので、例え負けたとしても、力を出し切れば結果を受け入れられる。ネガティブに考えてプレーした結果は後悔するので、楽しめるように心がけていきたいです」
プロ12年目を迎える32歳。チームを支え、牽引してきた長友が今日もまた左サイドを疾走する。突き抜けた先、日本の2大会ぶり5度目のアジアの頂点が待っているはずだ。
文:サカノワ編集グループ