鹿島が注目人事、鈴木修人スカウト誕生へ!明治学院大監督から転身
鹿島の鈴木修人新スカウトが、どんな人材を見出してくれるのか楽しみだ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
さまざまな現場を知る貴重な人材の楽しみな登用。日本屈指の「眼力」伝承だ。
鹿島アントラーズ、湘南ベルマーレ、栃木SC、ギラヴァンツ北九州でプレーした鈴木修人が2019年度、明治学院大学サッカー部監督を退任し、鹿島のスカウトに就任することになった。自身がSNSのツイッター(@syuto_s)で報告した。
鈴木は船橋FC、鹿島ジュニア、鹿島ジュニアユースを経て市立船橋高校へ進学。高校時代には司令塔として全国高校サッカー選手権制覇を達成して脚光を浴びた。
その後、早稲田大を経て、鹿島に入団。天才肌の技巧派テクニシャンとして、上記のクラブで戦ってきた。その後、横浜GSFCコブラ、市立船橋高時代のチームメイトだったカレン・ロバートの運営するロヴァーヴァーズ木更津FCのスタッフを務め、昨年から33歳にして明治学院大サッカー部を監督として率いていた。
さまざまな現場を知る男に、鹿島はまさに適任といえるポストを用意。2011年以来の古巣への復帰を果たすことになった。
鈴木はツイートで次のように報告している。
「2018年度を持ちまして明治学院大学サッカー部の監督を退き、2019年度より鹿島アントラーズの強化部スカウト担当として仕事をさせていただくことになりました。
アントラーズが沢山のタイトルを獲得できるよう、微力ですが頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」
鹿島にとっては、これも日本一のクラブであるための”補強”だ。どんな逸材を見つけてくるのか、そしてどのように日本(世界!?)屈指と言える鹿島スカウトの「眼力」が伝承されていくのか。鈴木スカウトの新たな挑戦に注目が集まる。
文:サカノワ編集グループ