【浦和】藤原優大は左眼窩底骨折で全治約4週間「リハビリ期間に強くなる」
藤原優大。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
診断と検査の結果、脳への器質的な問題、異常はなし。
J1リーグの浦和レッズは3月5日、2日のルヴァンカップ・グループステージ1節の湘南ベルマーレ戦(△1-1)で負傷したDF藤原優大について、左眼窩底骨折で全治約4週間と診断されたと発表した。5日に手術を行った。
また試合終了後と病院での受診、さらに精密検査で脳震とうは否定され、脳に器質的な問題がないことが確認されたと発表した。 また、上記の骨折に伴う脳への異常もないと再確認している。
浦和のリカルド・ロドリゲス監督は6日のサガン鳥栖戦に向けた記者会見で、次のように説明していた。
「(試合終盤、相手選手の広げた腕が藤原の顔面を打つ)彼の現象が起こったのはベンチから少し遠いところでした。私たちも脳震盪の疑いがあることを考え、新ルールの適用への準備もしました(国際サッカー評議会[IFAB]の通達で試験的に、脳震盪の疑いがある場合、5人の交代枠とは別に1人まで交代可能)。宇賀神(友弥)選手がアップを行っていました。
その後、顔への打撲で、本人も『できる』という意思を見せていたので、ピッチに戻しました。試合後に倒れた姿を見て、これは重傷ではないかと心配になりました。ただ(負傷した)その時点では脳震盪は疑っていませんでした。
もちろん選手の健康をまず第一に考えなければいけません。そのタイミングでは、プレーできるという意思を見せていましたので、脳震盪ではないという判断でした」
また藤原はクラブ公式ツイッター(@REDSOFFICIAL)でメッセージ動画を配信。「湘南戦で負傷し、チームを離脱することになりました。リハビリ期間に強くなり、必ず浦和レッズのために戦います。応援よろしくお願いします」と力強く語った。
浦和は6日15時から、アウェーの駅前不動産スタジアムで鳥栖と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]