ベジクタシュ会長が明かした香川獲得の舞台裏「本当は昨年の夏に…」
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ソーシャルメディアでのファンの後押しが決め手に!?
ベジクタシュJKのフィクレット・オルマン・プレジデント(会長)が2月5日の新加入選手記者会見の席で、香川真司の獲得の経緯と今回のデビュー戦での活躍ぶりについて語った。
オルマン会長はこの席上、昨年の夏に続いて香川獲得に動いたことともに、その意外な理由も明かした。
「私たちは香川真司選手を昨年の夏、本当は獲得したいと考えていました。(しかし実現できず)その後もソーシャルメディアでファンから『チームに来てほしい』という希望が絶えませんでした」
熱狂的であり、サッカーを愛するサポーターの間では、香川待望論が常に沸いていたという。そんな声も今回の獲得の背景にあったそうだ。
「今回加入してくれたことは、とても嬉しく思っています。(デビューのアウェーでのアンタルヤスポル戦での2ゴールと)素晴らしいスタートを切ってくれました。シンジがこのクラブ、イスタンブールで過ごすことを気に入ってくれて、それぞれが幸運に恵まれることを祈っています」
そのようにオルマン会長は香川加入を喜び、ここから”ウィン・ウィン”の関係になれることを祈念した。最後に「この移籍に理解を示し尽力してくれたドルトムント、ミシャエル・ツォルク・スポーツダイレクターに感謝します」と、冬の移籍マーケット最終日の1月31日に契約が成立したことにも触れた。
次戦はリーグ21節、ホームでのベシクタシュ対ブルサスポル戦だ。ベジクタシュの試合は長友佑都の所属するガラタサライとともに、今後、DAZNで中継される。
文:サカノワ編集グループ