長友佑都がジェノア移籍か。キング三浦知良以来、日本人26年ぶり
長友佑都。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
マルセイユ退団、現在フリー。セリエA通算3チーム目を選択? Jリーグ復帰も噂されるが――。
フランス1部リーグのオリンピック・マルセイユを退団した日本代表DF長友佑都に、イタリア・セリエAのジェノアCFC移籍の噂が浮上した。実現すれば、1994-95シーズンに在籍したキングカズこと三浦知良(横浜FC)以来、26年ぶりに日本人選手が同クラブでプレーすることになる。
長友はトルコ1部ガラタサライSKから続いたブランクを乗り越え、昨季マルセイユに加入。シーズン通じて活躍するなど復活を遂げた34歳のサイドバックは、欧州主要リーグでのプレー続行を希望していた。
『スカイ』は、「すでに交渉が開始されている」と報じている。長友はFC東京から海を渡ったのがイタリアだった。ACチェゼーナを経て、ビッグクラブであるインテル・ミラノへ加入。そこでカップ戦を制し、UEFA欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出を果たすなど活躍。次に移籍したガラタサライSKでもリーグ連覇を成し遂げるなど貢献した。
そして外国籍選手枠の問題で半年ほど公式戦に出られない期間を経て、日本代表のチームメイトでもある酒井宏樹のいたマルセイユに加入。長友はフランス1部リーグ25試合・1アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)2試合・0得点など、公式戦通算29試合・1アシストを記録した。
ジェノア加入が決まれば、イタリアでは3チーム目のプレーになる。長友のイタリア復帰は、以前からも噂されてきたが――。若手からベテランになった長友にとって、恩返しであり、改めて勝負したい地であるようだ。
Jリーグのヴィッセル神戸、古巣であるFC東京もリストアップしていると言われてきた。ただ、日本復帰はこのタイミングではないか? 長友はフリートランスファーの身であり、10月1日までであれば、Jリーグに復帰できる。
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[文:サカノワ編集グループ]