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セリエAのトリノが香川真司をリストアップ!イタリア移籍専門メディア報じる

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今季わずか1勝、18位と低迷。攻撃の起爆剤に!?

 イタリア・セリエAのトリノFCが、現在フリートランスファーになっているMF香川真司をリストアップしているという。イタリアの移籍専門メディア『トゥット・メルカート』が報じた。

 トリノは現在、リーグ戦1勝3分6敗(17得点・24失点)の勝点6で20チーム中降格圏の18位と低迷している。

 一方、2大会連続でワールドカップ(W杯)日本代表に選ばれている香川は、スペイン2部レアル・サラゴサとの契約を10月2日に解除。どのチームとも交渉できるフリーの立場になって、すでに2か月が以上が経っている。

 ボルシア・ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドで活躍してきた31歳のアタッカーは、自身がプレーするのを夢だと語っていたスペインでの戦いにこだわり、カタールなど中東、MLS(メジャーリーグサッカー)、ドイツ・ブンデスリーガ2部からの誘いを断ってきたと言われる。

 そうしたなかで、スペイン2部のUDログローニョ、CDカステリョン、SDサバデルが香川獲得を検討。しかし、すでにほぼ陣容が固まっていたことや、コロナ禍でのクラブ経営難もあり、正式オファーには至っていない(サラゴサ在籍時、ログローニョには断りを入れたとも言われている)。

 そうしたなか、今回の記事によると、トリノは1月に獲得可能な選手を調査。そのなかで、具体的に香川の名前が挙がっているということだ。また、香川がトルコ1部のベジクタシュJK時代、2016年からトリノに在籍していたアデム・リャイッチともチームメイトだったことが紹介されている。

 情報はそれだけで、あまり具体的とは言えない。

 とはいえ低迷打破と攻撃力アップに向けて、確かにハマれば面白そうだ。親友の吉田麻也がUCサンプドリアにいるだけに、二人の対決も注目が集まるに違いない。

 香川はスペインでプレーを続行することに、かなりのこだわりを見せている。それでもチームを助ける存在として必要とされるのであれば、香川も喜び勇んで戦うはず。本気で口説けば、「トリノ・香川」の実現もあり得るか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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