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本田、長友、吉田…冬の移籍市場リミット寸前「現状」を整理する

長友佑都(左)、本田圭佑(中)、吉田麻也(右)…どうなる?写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

昨年の香川のように…大きな動きがある? 本田はフリートランスファーだが――。

 ヨーロッパの主要リーグは1月31日で冬の移籍マーケットの期限を迎える。クラブが保有権(パス)を持つサウサンプトンFCの吉田麻也、ガラタサライSKの長友佑都は、欧州内で動くのであればあと”実質2日”しかない。

 また、フリートランスファーの本田圭佑は移籍期間に関係なくクラブに加入できることになっている。とはいえバジェット(登録人数、強化費の予算)を考えて、1月31日までに選手の出し入れを基本的に完了させるクラブがほとんどである。

 果たして、注目を集める3人に1月31日までに具体的な動きはあるのか。この期間の後となると、3月まで移籍ウインドウが開いているJリーグも選択肢に入ってくるか? それぞれの現状を整理しよう。

▼本田圭佑(フリートランスファー)
やはりボタフォゴか? それとも…

 まず、ブラジル1部のボタフォゴFRからオファーを受けている本田は、自身のツイッター(@kskgroup2017)で「数日以内に移籍先を決めます」と報告している。ボタフォゴ以外で、獲得に向けて動きを見せているのはインドネシアのペルシジャ・ジャカルタ。以前は日本代表のハビエル・アギーレ元監督が指揮するスペイン1部リーグのCDレガネスも噂されたが、具体的な話は聞かれずにいる。レガネスはすでにEU枠外の外国籍選手枠も埋まっている。フィテッセ退団から1か月以上が経った。あるいは、まったく別の道に進むのか!?

▼長友佑都(ガラタサライ)
ボローニャ行き再び芽が出た?

 長友はガラタサライのファティ・テリム監督らと話し合いを持ち、この冬の移籍を「容認」されている。トルコメディアによると、ガラタサライとはあと半年契約を残しているものの、移籍違約金を「ゼロ」に設定されたとも言われる。人件費を抑えたいクラブはできれば長友を放出したいという考えだという。ただ、噂されてきたセリエAのボローニャFC移籍は、ボローニャ首脳が「長友には興味を示していない」と否定した。ただ、その後、再び可能性の芽が出てきた、というイタリア側の報道も出ている。一方、ガラタサライの現場は、長友が残留した場合、受け入れるという構えだ。

【次ページ】サウサンプトンDF吉田麻也は「1月31日」のタイムリミットを過ぎた場合…

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