サラゴサ香川真司がハメス、クロース、セルヒオ・ラモスと対戦!レアル・マドリード戦、前半痛恨2失点
香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
スペイン国王杯、香川はトップ下でクロースとマッチアップも。
[コパ・デルレイ ラウンド16] サラゴサ – レアル・マドリード/2020年1月29日(日本時間30日5時)/ラ・ロマレーダ
コパ・デルレイ(スペイン国王杯)のラウンド16、レアル・サラゴサ対レアル・マドリードがキックオフを迎えた。サラゴサの香川真司は先発に名を連ねてトップ下で出場、ドイツ代表トニ・クロースらと何度かマッチアップする構図になっている。
レアル・マドリードは、主力とサブ組を合わせた「1・5軍」と言える顔触れで、セルヒオ・ラモス、ヴィニシウス、マルセロらが先発。香川は中盤3枚のフェデリコ・バルベルデ、トニ・クロース、ハメス・ロドリゲスらと対峙するシーンが多く見られる。
試合前日の公式記者会見でサラゴサのビクトル・フェルナンデス監督は、1部昇格を狙うリーグ戦を最優先するという立ち位置を改めて強調。そのうえでホームで迎えられるこの一戦を”パーティー”と位置づけつつ、「私たちは巨人に立ち向かう。サッカーではあらゆることが可能だ」と、レアル・マドリー撃破への意気込みを示している。
スペインへの憧れを優先してサラゴサでのプレーを選択した香川にとっても、思い入れのある一戦になる。前回の久保建英のいるRCDマジョルカとのラウンド32では1アシストを記録するなど調子を取り戻していることを印象付けた。それだけにこのレアル・マドリーとの一戦で、一段と強烈なインパクトを残したいところだ。
試合は開始6分にショートコーナーから、ファーサイドで詰めたフランス代表DFラファエル・ヴァランのゴールで、レアル・マドリードが先制。さらに32分にもサラゴサのミスを見逃さず、ルーカス・バスケスが追加点を奪ってみせた。
一方、サラゴサもスタイルを貫き、主導権を握る時間も。香川が惜しいシュートを放つなど、ホームスタジアムで見せ場を作っている。
両チームの先発メンバーは次の通り。
▼レアル・サラゴサ
▽先発
GK
13 アルバロ・ラトン
DF
27 エンリケ・クレメンテ
18 ピチュ・アティエンサ
20 シモーネ・グリッポ
22 デルマス
MF
12 ハメス・イグベケ
16 イニゴ・グアラス
9 アルベルト・ソロ
23 香川真司
FW
7 ミゲル・リナレス
8 アンドレ・ペレイラ
▼レアル・マドリード
▽先発
GK
1アルフォンス・アレオラ
DF
12 マルセロ
4 セルヒオ・ラモス
5 ラファエル・ヴァラン
2 ダニエル・カルバハル
MF
15 フェデルコ・バルベルデ
8 トニ・クロース
16 ハメス・ロドリゲス
FW
25 ヴィニシウス
18 ルカ・ヨヴィッチ
17 ルーカス・バスケス
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[文:サカノワ編集グループ]