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香川が実感したトルコサッカーの可能性「観ている人も、自分たちも楽しめる」

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

この文化、新しい環境を受け入れて、生活を楽しんでいきたい。

[シュペル・リグ 22節] イェニ・マラティヤスポル – ベジクタシュ/2019年2月15日/マラティヤ・アリーナ

 トルコ1部(シュペル・リグ)のベジクタシュJKのMF香川真司が、カタールのスポーツ専門メディア『ビーイン・スポーツ』のインタビューに登場し、さまざまな質問に答えている。そのなかで、トルコリーグとベジクタシュの第一印象についても語った。

 香川が交代出場から鮮烈の2ゴールを決めた2月3日、新天地デビューを果たした20節のアンタルスポル戦。80分間はベンチから試合を見守っていた。そこで何を感じたのか――。

「アウェ―ゲームでしたが、非常にタフで、スピードもありフィジカルの強い選手も多く、これからはタフな90分の戦いが待っているなと感じました」

 また、ベジクタシュのサッカーはどう映ったか。

「クオリティの高い選手が揃っているので、観ている方々が楽しめて、自分たちも楽しめる。そこに最終的に勝利を求めていければいいと思います。それができるクオリティは備わっていると思います」

 すると記者から「いつも笑顔なんですね」と言われると、香川はこう答えた。

「ピッチ以外では(笑)。ピッチの上ではそうではないですが。外ではいつも穏やかですよ」

 さらに、トルコでの生活に不安はなかったかとの問いにも、むしろ香川は嬉しそうに言った。

「ヨーロッパで長い間生活してきているので、適応するのにそこまで時間はかからないと思っています。この文化、新しい環境を受け入れて、この生活を楽しんでいきたいです」

 香川は不安どころか未知だった世界に触れることを楽しみにしていた。冒険心と言えるだろう。

 デビューから2試合連続での途中出場となったが、果たして、今週末の起用法はいかに? ベジクタシュは2月15日にアウェーでイェニ・マラティヤスポル戦、24日にはホームで上位争いを展開するフェネルバフチェSKとのダービーを控えている。

文:サカノワ編集グループ

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