ハンブルク酒井高徳「ボランチ起用」可能性高まる
ハンブルクの酒井高徳。写真:徳原隆元(C)Takamoto TOKUHARA
次節、二人の出場停止に伴い。
[ブンデス2部 24節] ハンブルク – グロイター・フュルト/2019年3月4日/フォルクスパルク
ハンブルガーSVは2月ヤーン・レーゲンスブルク戦で退場者を出して1-2で敗れた。酒井高徳は右サイドバックでフル出場し、伊藤達哉はベンチだった。
この試合では、ハンブルクのオレル・マンガラが2枚のイエローカードをもらって退場に。さらにすでに交代してベンチに退いていたヤニチッチも退場処分となり、二人が次節のグロイター・フュルト戦で出場停止となることが決まった。
ハンブルクはいずれもセンターハーフの選手を同時に欠くことになった。そこでドイツ大衆紙『ビルド』によると、グロイター・フュルト戦では酒井の中盤での起用の可能性が出ていると伝えている。ハネス・ヴォルフ監督も「高徳はひとつのオプション。彼はキャリアの中で何度かそのポジションでプレーしている」と語っている。
あくまでも緊急措置ではあるが、所属先では今季初めて中盤でプレーすることになりそうだと言う。
また、酒井が中盤で起用されれば、24歳のカレド・ナレイがサイドバックに入ることになるだろうとも伝えている。
23節で敗れたハンブルクは勝点44で首位をキープしているが、2位の1FC.ケルンとはわずか2ポイント差。3位のユニオン・ベルリンと3差、4位のザンクト・パウリと4差に迫られている。迎える次節のホームゲーム、酒井にとっても勝負の一戦になる。
文:サカノワ編集グループ