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鈴木優磨が日本復帰?移籍先希望はドイツ、イタリア…。STVVのチームメイトへ伊藤達哉とともに「別れを告げる」

鈴木優磨。 (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)

ベルギー名門2チームからの再オファーは「なし」。

 ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)に所属しているFW鈴木優磨が12月27日(現地26日)、自身の先制ゴールなど2-0の勝利を収めたKASオイペン戦のあと、チームメイトに別れを告げた!?  そして来年1月、日本復帰も選択肢に入っている? ベルギーメディア『ヘテ・ベラン・ヴァン・リムブルク』が報じた。

 記事では「日本のストライカーはステーイエンを去る寸前だ」として、すでに鈴木はSTVVのチームメイトに今冬に去ると改めてあいさつをしたという。

 25歳のストライカーは今夏、移籍を前提に、欧州主要1部リーグからのオファーを待った。しかしイタリア・セリエAをはじめ主要クラブからは届かず。

 そして条件を広げたあと、ドイツ・ブンデスリーガ2部シャルケ04から移籍期限ギリギリの8月31日にオファーが届き、内田篤人氏がつけた「22番」をつけることなどを含め本人も“合意”。しかし移籍期限までに手続きが間に合わなかった。

 また、クラブ・ブルージュとSTVVは移籍にクラブ間合意したものの、昨季17ゴールを決めていた鈴木は別リーグでのプレーを希望。この話もご破算となった。さらには名門RSCアンデルレヒトも鈴木の獲得に動いていた。

 結果、プレシーズンに実戦練習に加わらずにいた鈴木はコンディションが上がらないままSTVVに再び本格合流。全面的に出遅れるとともに、「チーム」として出来上がってきているなかに加わり、昨季のような活躍を見せられずにいた。

 2021-22シーズンは、これまでわずか2ゴールと結果を残せず。ベルギーの名門2チームは1月のマーケットでの獲得には、「興味を持っていない」と言う。

 そのうえで、同メディアは「ドイツとイタリアがこのストライカーにとって夢の目的地であり続けているが、母国の日本のクラブからSTVVに対してこの数週間にわたりノックをずっと受けている」と、日本復帰も選択肢に入りつつあると示唆する。日本であれば、下部組織から鹿島アントラーズ一筋でプレーしてきたが……。

 また、伊藤達哉もこの冬にチームを去るだろうと報じる。

 鈴木は同メディアの以前のインタビューでは、シント=トロイデンのためにプレーすることに集中し、このチームへの特別な思いも強調していた。そして来年1月の冬の移籍マーケットでのシャルケ移籍の可能性について、「全く分かりません」と語っていた。

 また以前には現地で、イングランド・チャンピオンシップ(実質2部)ノッティンガム・フォレストFCへの移籍も“合意か”と報じられていた。

 鈴木は2020-21シーズン、ベルギー1部34試合・17ゴールと大活躍。2021-22シーズンはこれまで同11試合・2得点・2アシストを記録している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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