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移籍の機密情報「漏洩」。ツエーゲン金沢がJリーグへ強い遺憾の意

ツエーゲン金沢のエンブレム。(C)SAKANOWA

発表前、タイトルが閲覧できる状態に。

 ツエーゲン金沢は12月28日に公式サイトで、Jリーグから提供されているWEBサイト管理システム「CMSサービス」のシステムトラブルにより、未公開情報のタイトルにアクセスできてしまう事象が発生し、ファン・サポーター、関係各所に迷惑を掛けたことを謝罪した。一方、この原因となったJリーグに対し「強い遺憾の意」を表明し、再発防止を要請した。

 この事象は各ニュースに設定されているURLを無作為に打ち変えることで非公開設定にしている未公開情報の一部タイトルにアクセスできてしまう状態になっていたもの。その結果、選手の移籍情報という非常に機密性の高い情報が漏洩していた。

 この事象が起こった原因は解明。現在は修正されている。この件について、クラブはJリーグに対して強く遺憾の意を表明し、再発防止を強く要請した。

 一方、Jリーグはこの件について公式サイトで、「ツエーゲン金沢の公式HP(https://www.zweigen-kanazawa.jp/news/)において、Jリーグが提供しているCMSサービスの不具合により、選手移籍情報等の未公開情報の一部タイトルが閲覧できてしまう事象が発生いたしました。ツエーゲン金沢をはじめとする関係者の皆さま、ならびにファン・サポーターの皆さまにご迷惑をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。なお、本件事象の原因は特定しており、現在は解消されております」と報告している。

 CMSとは、ホームページ制作で、各種コンテンツを構築・管理・更新できるシステムのこと。このトラブルにより、鹿島アントラーズの須藤直輝が2022シーズンに金沢へレンタル移籍することが、事前にSNSでファンに把握される状況となってしまっていた。

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[文:サカノワ編集グループ]

 

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