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鳥栖、福岡、札幌でプレー。マラドーナ弟ウーゴが52歳で逝去、死因は心臓発作

兄ディエゴ(右)と並ぶウーゴ・マラドーナ氏(左) (Photo by Allsport/Getty Images)

それぞれのJリーグ加盟への機運を盛り上げる。

 ディエゴ・マラドーナの死からちょうど1年、弟であるウーゴ・マラドーナが12月28日、イタリア・ナポリの自宅で心臓発作を起こして逝去された。52歳の若さだった。

 ウーゴは三兄弟の一番下にあたる。兄のディエゴ、ラウールと同じく幼い頃からサッカーを始め、18歳でナポリと契約。その後、アスコリ・カルチョ、ラージョ・バジェカーノ、SKラピド・ウィーンなどでプレーしてきた。

 そして1992年から94年までサガン鳥栖の前身であるPJMフューチャーズ(93年まで静岡県がホーム、94年に鳥栖移転)、95年から96年まで福岡ブルックス/アビスパ福岡、そして97年から98年までコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)で活躍。ちょうどJリーグ入りを目指して、地方クラブの進出が積極的に進むなか、その3チームの機運を高めることに大きな貢献を果たした。

 日本での通算成績は、Jリーグ49試合・13得点、旧JFL76試合・54得点。旧JFL2部16試合・7得点、東海リーグ12試合・7得点。

 今回、最初に報じたのはイタリアの『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、ウーゴ・マラドーナ氏は同日11時50分、フレグレエ諸島の自宅に救急隊が駆け付けたところ、すでに亡くなっていたという。死因は心臓発作と見られるそうだ。

『マルカ』では、ウーゴ・マラドーナ氏はサッカーのエリートとしてのキャリアを歩むことはなかったものの、ユース世代のサッカーのプロジェクトに尽力したと報じている。ディエゴの死から13か月――その背中を追うように、日本とのつながりも深くサッカー界に貢献してきたウーゴもまた鬼籍に入った。

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[文:サカノワ編集グループ]

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